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2015年09月23日17:38

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第40回湯布院映画祭レポート(22) 「土曜日のパーティー」 (序盤)

 
1日に記したレポの序文の終わり辺りに、こんな事を書きました。
「ああ、早く29日(土)のパーティーに・・・・、最終日の30日(日)に辿り着きたい!」 と。

そのパーティーが、もうすぐです。
公民館の玄関を出ると、外は小雨。
折り畳み傘を差しながら向かうのは、ローソンの前を通って行く徒歩数分の今夜の会場 [ ゆふいん麦酒館 ] です。
ぱふさんたちが宿泊されている相部屋の宿のすぐ近くにある施設。

■29日(土)■ ≪ パーティー 22:00〜23:40 頃 ≫ *序盤

お目当てのゲストと、あんな事も話そう、こんな事も喋ろう、と考えながら歩いて行きます。
ゲストで一番嬉しいのは、明日の最終日に上映される 「ローリング」 のヒロイン・柳英里紗さん。
彼女は、2年前の本映画祭で特別上映され大好評だった 「チチを撮りに」(中野量太監督) のメインキャストのお一人で、同年にゲストとして初参加してくれた女優なのです。
「チチを〜」 には私も深く惚れ込み、その年の日本映画マイ・ベストワンにしたほど。
シンポでは最前列で映画の感想を熱く述べさせてもらいましたし、夜のパーティーでもあれこれお話したものです。
また、同年11月のTAMA映画祭で中野量太監督の特集上映が行われたものですから、同映画祭に参加するため上京。 柳さんはその特集上映にもゲストで来場してくれ、私はQ/Aコーナーで客席から手を上げ、ゲスト席の中野監督たちとやりとりさせてもらったのでした。
その柳さんがこんなに早く、再び湯布院にゲストとして帰ってきてくれるなんて♪

残念なのは、中野監督の3年連続となるゲスト参加が叶わなかったこと。
昨年も 「お兄チャンは戦場に行った!?」 「沈まない三つの家」 の2本立てでしっかりと魅了してくれ、シンポの席や夜のパーティーで 「2003年〜2005年の廣木隆一監督以来となる3年連続でのゲスト参加をめざして下さい!」 と発破を掛けたのですが、さすがに無理だったようです。

けれど中野監督は、それ以上の結果を出してくれました。
実は現在、同監督は、宮沢りえさんが主演される初の商業用長編映画を制作中なのです。
同監督のシナリオに宮沢りえさんが惚れ込み出演を即決されたのだとか。
そうでしょう、そうでしょう!(笑)

来秋公開予定の 「湯を沸かすほどの熱い愛」。
娘役は、杉咲花ちゃんです。
柳さんや、「チチを撮りに」 に一緒に出演していた渡辺真起子さん・松原菜野花ちゃんたちは出演されてないのかなぁ。 お訊きしてみなければ。
とにかく公開が待ち遠しくてなりません。
来年の湯布院で上映してくれないかな。
上映してほしい!!

今夜は、そんな話題を中心にする予定。
あ、柳さんが既に湯布院入りされているかどうか確認を取った訳ではないものの、「ローリング」 の上映が明日の13時45分からなので、普通なら今日到着なさっているでしょう。

その 「ローリング」 で柳さんはもしかしてヌードになっておられるのかな。
楽しみでないと言ったら嘘になりますが(汗)、そういう要素とは無縁な 「チチを〜」 に惚れ込んだ私としては彼女が脱ぐのはちょっと複雑な思いがしたりして。
過去には既にそういう作品もあるんですけどね。
明日夜のパーティーでは、彼女に話し掛け映画の感想を伝える際、ちょっと照れてしまったりするかもしれません。
いや、こんなことではダメですね。
もし彼女が作品的に必要であるが故ためらいなく脱ぎ、それがちゃんと作品の質を高めていたなら、目を見て賛辞を送らなければ。
その前に、シンポで発言しなければ!

―― と、まあ、そんな事を思いながら黙々と歩いていたら、麦酒館までは、あっという間。
公民館から移動してくる人の波の先頭近くで到着したのでした。
折り畳み傘を仕舞わなければならないため、なるべく早く、と意識していたのもありますが。

会場の玄関口に着くと、何と、いきなり柳さんが、玄関脇の休憩スペースにおられるではないですか!
参加者なのか、関係者なのか、男性2人と談笑されていて。
傘を畳みながら、ちらちらと見ていると、彼女も私に気づき、「ああ」 と会釈してくれます。 顔を覚えていてくれたようです。
嬉しいなあ。
「後でゆっくりお話しさせて下さい」 と簡単にご挨拶し、受付の所で実行委員から 『黒ビール 1杯券』 を渡され、館内へ。
屋内での立食パーティーです。

ここへ早く着こうと思ったのには、もう一つ理由が。
お酒の弱い私は、ビール券で黒ビールを貰っても3分の1ぐらいしか飲めないため、何年も前からどなたかに差し上げており、昨年は福岡組のメガネのH田さんにお渡ししたのです。
すごく喜んでくれ、「来年も是非」 とリクエストされたので、「了解です。 もし忘れてたら、受け取りに来てくださいよ」 と返答。
覚えていたので、早く入館し、H田さんたちの到着を待ち構えて、プレゼントしようとした訳。

が、なかなか来られないし、玄関からこちらへやって来られた柳さんが、誰かが代わりに並んでまとめて受け取った黒ビールを貰い、口をつけられているのを見たものだから、” よし、即行話しかけてやるぞ!” という気になったので、ビール券は誰か他の人に差し上げることにしたのでした。
列に並ぶ、宮崎組の I さんを発見。
お好きですか、と問うと、頷かれるので、「よければ貰って下さい」 とお渡ししたのでした。

H田さんには、後で会った時に、お詫び。
「見つからなかったもので。 来年は、私を待ち構えて、ぶんどって下さい(笑)」

柳さんに話し掛けます。
「こんなに早く、また来てもらえるとは思いませんでした」

                                        (この項、続く)
 
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