自虐史観すか?
それって、敗戦&占領の時代に始まったもんじゃないすよ。
明治の「御一新」のあとの、文明開化だの脱亜入欧っていうスローガンこそ、自虐史観の草分けじゃないすか。
鹿鳴館の猿芝居。 あれ、自身の歴史を貶める、自虐的スタンスの現れじゃなくて、なんだというですか?
そう、明治以降の日本の指導者たちは、自虐、つまりは西欧コンプレックスにさいなまれて、植民地獲得競争を含めて、必死に西欧の真似をして、でも真似っ子じゃいつまでたっても「西欧と同じ」にはなれないから、日本精神だの国体だの万世一系だのをでっちあげて、「西欧より上」という誇大妄想に向かってジャンプした。
妄想を信じこんじゃった (あるいは、信じてない人もみんな信じてるふりをした) 結果が、あの破局でしょ。
要するに、「大東亜戦争」は、自虐史観の産物なんすよ。
いま、一部のバカがまた、そこに戻りたがってる。
私? 私は、そういう史観とは無縁。
徳川三百年の歴史に、誇りを持ってるもん。
いまさら江戸には戻れないけど、ああいう太平のなかで育まれた文化の末裔の、せめてその一端でもが、自分の中にあると感じられるとき、豊かで誇らしい心持ちになれる。
文化って、そういうもんでしょ。 伝統って、そういうもんでしょ。
P.S.
明治以来の「自虐史観」の痛々しい一事例=一部の哲学者がぶち上げた「近代の超克」論。 あれが、自虐ネタのジョークかユーモアだったら楽しかったのに、当事者はガチマジだったらしいもの。
画像の出所:
http://rkvc.net/self-deprecating-humor-hometown-heroes-rkvc-and-their-dream-of-fame/
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