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2015年06月23日20:03

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無言歌は続く

 きのふは中禅寺まで行って 華厳の滝を見ていたら雨が降って来たので 展望台には行かずそのまま 国道461号に向かひ 喜連川へ向かふ この後 県道を使ったりして ほぼ信号のないような道で 事前に調べたので 行程はらくちんだった 塩屋 と云ふ道の駅で食事 この道の駅のひとつ前が 日光 と云ふ道の駅で 船村徹記念館があるためか 異様に混んでいた あっさりあきらめて塩屋に向かふ 割といい道の駅であった

 喜連川を出るころは雨が降っていたが さいたまに向かふほど天気はよくなって 結局昼前には雨の区域を出たようで 太陽が出て来た 午后は暑かった 宿の食事も結構豪勢で 牛肉に蚫まで出てくると ちょっと豪勢だ 母も叔母さんも大喜びであった 普通にチラシで出てこないメニューであった故 格別美味かった 帰りは国道四号線で道の駅を廻って帰宅 思いのほか早く帰宅 雷と雨を避けるため 取り敢えずその気はなひが 降るには降るらしい

 今宵一枚目のレコードは シベリウス 交響詩「フィンランディア」 ベルグルンド指揮 ポーランド交響楽団 他かなしき円舞曲 交響詩「ポポヨラの娘」 鶴のゐる情景 最後が’交響詩「タピオラ」 シベリウスは最近お気に入りである

 さて今日はわが県にも艶のある女医の亡くなった日である 我が国で開業女医の第一号 荻野吟子死す わが県の左上に 妻沼と云ふ処に道の駅があって よくここにドライブをしにいって ヤマトイモを買ってくる ここの名物が この芋と 細長いカマス寿司である お稲荷さんとも云ふ 普通俵型か細長い方が多いが この地方では 細長い油揚げに見事に収まっている 幾度か食したことがあるが ちょっと甘辛い 田舎風のお稲荷さんである 最近は味付けが薄く 上品に思えるようなのが多いが 甘カッライのが田舎風で 食べれば懐かしい そんな味がする ところで肝心の荻野吟子さん 時代の風潮で わずか十六歳で結婚 いまぢゃ信じられぬ年での結婚だが 十六で嫁に行く歌さえ残っているのも事実である 江戸時代の武士の世では 十代前半の結婚も珍しくはなかった 豊臣秀頼と 徳川秀忠の娘の結婚も とんでもなくおさなひ そういふ事がまかり通った時代もあった 

 温泉で 着いたのが三時 お茶を飲んでいざ風呂へ 小一時間の長湯 食事が六時半 と云ふ事で 五時半に再び風呂に向かふ 二度目はなかなか汗が出なかったけれど 二度目は三十分を出たぐらいで出て来た 夕食後母たちが風呂に行って 八時半ににはもう就寝 わたしはBSの8チャンネルを一時間くらい見て就寝 朝は四時半に起きて朝風呂 カッコウがよく鳴いている ところでこのカッコウ カッコとも云ふ この辺ではそろそろ聞けなくなって来たが 流石に北関東 東北の南 まだ聴くことが出来る 芭蕉にも

   うき我をさびしがらせよかんこ鳥

 なんて句もあるが 昨今は 「閑古鳥が鳴くような」 と云う言い回しが流行だが かんこ鳥とカッコウは違ふ鳥である 
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