絶対と言う言葉の扱いに困る

自分としては、絶対なんてのはこの世に
存在しないと思う。

いや、もう少しつっこんで言うと、｢絶対｣
という言葉の定義自体が絶対じゃないと
この話が成り立たない。

そして、冒頭で述べた一文も自分の
考えを肯定するのであれば成り立たない
のが正解となってしまう。

ちなみに｢絶対　存在しない｣でググると
131万件のヒットとなった。7桁でも低い
ヒット率なので日本ではどうでもいい
ことなのかもしれない。

この手の話題になると上がってくる
事例が｢人はいつか必ず死ぬ｣ということ。

もうこの話になると堂々巡りになって
しまい、言葉の数学上の議論なのか
自然科学上の理論か、哲学的な話なのか
ごちゃまぜの話題になってきてしまう。

それ以上のことは、ネットでググって
もらえば分かることなので割愛するが、
いい大人がビジネスで｢絶対｣を使ったり
している相手は私は信用できない。

絶対売れるとか絶対流行るとか、絶対
間違いないとか、何かの根拠なくしては
その二文字で片付ける前に根拠を示して
くれよ、と思うのは私だけですかね？

そんな言葉を信じて仕事を任せるとロクな
ことにならないのは私の経験則。

社用携帯にかかってくる｢絶対儲かる系｣
の話も何でワンパターンなんだろう？

何人も儲かった人が出ているし絶対
儲かるって話に乗っかる人はいないだろう
けど、｢じゃあそれが先月具体的に何人
いたの？どのくらいの金額儲かったの？｣
と、虫の居所が悪い時は次々イジワルな
質問でまくし立てたくなる。

異動する前の上司は口癖があった。
｢ほぼほぼ｣という言葉。

これを言い始めたのが6-7年くらい前。
上司だけの話か？と思っていたら、ここ
最近テレビでも耳にするようになった。

人間関係の厳しい部署にいると、こう
いう言葉を使う人間性自体を否定
されます。

私はどういう風に使っていいのか分から
ないので使いませんが、｢ほぼ｣が90%
くらいだとしたら、｢ほぼ｣が｢ほぼ｣で
90%×90%=81%くらいのことを指すのか、
それともほぼを強調してさらに100%に
近いことを指すのか、上司に聞いて
みたいけど私には聞けません。。。