今日は、ミッドランドシネマズ名古屋で 「ゲキ・シネ 蒼の乱」を観た。
先週は、「ケキ・シネ 阿修羅の瞳 2003」を観たが、「蒼の乱」は、強烈な舞台の映画だった。
松山ケンイチは、大河ドラマで 平清盛を演じたことがあったが、この作品では、平将門を演じていた。
168分 - G 指定
監督: 中村浩紀 - 出演者: 粟根まこと, 天海祐希, 松山ケンイチ, 平幹二朗, 森奈みはる, 高田聖子, 梶原善, 橋本じゅん, 早乙女太一
スケールの大きい演劇公演を、最上の映像と音響で劇場の大スクリーンに映し出す“ゲキ×シネ“に、2014年春に上演された劇団☆新感線の舞台が登場。新感線の演出家いのうえひでのりが生み出す“いのうえ歌舞伎“に惚れ込む天海祐希のために生み出された強靭で美しいヒロイン蒼真を主人公に、架空の平安時代で国を揺るがす反乱の顛末を描く。
「阿修羅城の瞳」のつばきと同じく、本作で演じた蒼真もまた苛烈な人生を背負いつつ、生きる道を切り拓こうとする女性。「前半は時代や現状に翻弄され、生きたまま死んでいるかのように流されている。でも小次郎(松山ケンイチ)と出会ったことで『自分は生きていていいんだ』と思えるようになり、小次郎が――自分が愛した男が何よりも愛した故郷の国と民を守ろうと戦う。『愛している』という表現が彼女にとっては戦うことであり、だからこそ絶対に引けない。そこに蒼真の愛の深さがある」と天海は語る。愛によって生きる強さを取り戻したがゆえに彼女が向き合うことになる皮肉としか言えない運命…。これぞ新感線と言うべき人間の業を背負ったヒロインを天海は凛と強く体現する。
天海祐希の演じた蒼真は、最初はか弱い女性のように見えながら、実は・・・という複雑な女性で、男に頼って生きるのかと思ったら、たくましい女性だったというのが、凄かった。
女性の可愛らしさもあり、凛と生きる強さもあり、いろんな面を 見せてもらった。
この舞台を生で観れたら、どんなに凄かっただろうな。と、思った。
松山ケンイチや早乙女太一の剣さばきの見事さ。
平幹二朗の存在感の凄さ。さすがに、ベテラン俳優だなあ。と、思った。
この映画を観た後、何だか圧倒されてしまい、現実に自分を戻すのが 大変な感じになった。
でも、何とか近鉄百貨店までたどり着いて、お好み焼きの店まで行った。
丁度、この映画は 午後2時過ぎに終わったので、そこに行ったら、やはり、午後2時から4時までは 「豚玉」が 210円だった。
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