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2015年04月21日09:17

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沖縄で成功した野党共闘に学ぼう

いつものマイミクさんが今の政局を憂い「大政翼賛会」時代に逆戻りするのを危惧して、Sato Akiyoshi氏の記事をfacebookで紹介しています。
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岩波「世界」2月号で総選挙特集を組んでいる。
その中に、琉球新報記者の島氏が沖縄の選挙についてルポしている。

野党共闘が生まれた経緯について以下のように書いている。
本来なら政策的には相いれない、安保賛成の立場の翁長氏を共産党は氏の当選後、今後与党として支えていくとオール沖縄の枠組みを重視する見解を示した。

この流れが衆院選に引き継がれた。翁長陣営の会議では1〜3区の現職へ対立候補を立てないことを決定。また最大公約数のゆるい連携にすること、政党を超えた枠組みで戦うこと、保守系候補が2の足を踏む共産への支援の道筋を、ゆるい連携と「辺野古反対」の一点の連結でつなぎとめた。「反自民、非共産」を掲げる連合沖縄も1区は自主投票を決め、連合沖縄や新風会は候補者を出さないことを共有。1月23日1〜4区の候補者がそろって会見。1区で共産党は新風会の助言に従い「比例は共産へ」の訴えを封印して無党派層を取り込んだ。

そしてある革新系幹部の声として「個別の政党同士で調整したら絶対に実現しなかった。4区全てを包括して議論したことで歴史的な枠組みができあがった」と述べたという。
その結果自公の連携が乱れ、公明の票は9万を割り込み大きな衝撃をうけたという。

また「オール沖縄」で協力した人々の合言葉は「腹8分」だった。互いの主張は8分にとどめ、共闘できる所で共闘しようという結びつきだ。
沖縄の野党共闘は自公の対立軸として、少数野党連携のモデルになりうる。
安倍自民一強体制に対抗する策は他にないのかもしれないと述べている。

ここから得られる最大の教訓は、国政選挙で「安保反対」が共闘の原則という共産党がそうではない共闘を組んだこと、また比例への同党の投票の呼びかけも封印したことなど極めて柔軟な選挙戦術をとったことだ。このことが無党派の取り込みにも効を奏したことを明らかにしている。

こうした取り組みが各地で行われれば自公政権打倒も不可能ではない。
この経験と教訓を拡散していきましょう。
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