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2015年05月04日06:43

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映画「阿修羅の瞳 2003」

昨日 観たのは、ゲキ・シネ「阿修羅の瞳2003」だった。

あらすじ

時は文化文政。 巨大都市江戸。

一見平和そうに見えるその裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。
江戸の闇から魔を祓うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)” 病葉出門(わくらばいずも・市川染五郎)は、そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だったが、五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。 が、謎の女つばき(天海祐希)との出会いが、彼の運命を狂わせた。
なぜか鬼御門に追われるつばきは彼に、「自分の過去を探してくれ」と頼む。彼女の瞳の奥に宿る何物かに惹かれていく出門。
執拗につばきを追う鬼御門の先頭に、出門と兄弟同様に育った安倍邪空(あべのじゃくう・伊原剛志)がいた。
鬼御門の頭領十三代安倍晴明を奸計にはめて葬った邪空。
が、彼は更なる力を求めて、鬼を率いる美形の妖かし美惨(びざん・夏木マリ)と手を組み、彼らの前に立ちはだかる。・・・・

こんな芝居を名古屋で上演してくれたらなあ。と、思ったが、名古屋では どんどん劇場が無くなってしまって、名古屋公演なんて、ほとんど無いのが 現状である。

それで、せめてゲキ・シネを観ようと思った。

名古屋では、TOHOシネマズで上映していて、名古屋駅からあおなみ線に乗って、「荒子川公園」下車。駅からは 歩いてもすぐの場所なので、行きやすい場所であった。

この映画館には、もう何度も出かけているので、隣接するイオンから繋がっているのも知っている。

映画の内容に戻るが、市川染五郎は さすがに歌舞伎役者だから、佇まいが美しく、殺陣も 素晴らしかった。

天海祐希も、さすがに元宝塚のトップスターだったので、美しく、存在感があって、輝いていた。

伊原剛志も 鬱屈した精神を持った人の役を 見事に演じて、夏木マリは、怪優と言っても良いくらいの凄い役者だと思った。

この前の六本木アートナイトのシンポジウムで、清川あさみ氏が 夏木マリを 「生きる化石」として表現したことを聞いたが、そんな感じが ピッタリきた。

清川あさみ氏は、凄く鋭い感性を持った人だなあ。と、改めて感じた。

この舞台を生で観た人は、どんな風だったのかな。

多分、映画とは 違うものを感じたと思う。

舞台の映画化だから、フィルターが 一つ入ったことの違いが 絶対あるはず。

実際の舞台と ゲキ・シネの両方観た人が いたら、話を聞きたい。

何だか 圧倒された。

でも、映画館を一歩出れば、また現実世界に すぐに戻る私だった。

イオンの入口で 「鮎の塩焼き」を 500円で売っていたので、つい買って 食べた。

「大垣の鮎」だと言っていたが、大垣なんて、行ったことが無いし、ピンとこなかった。



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