先程NHKBS1アゴラを観ていました。福島の被災者をスタジオに呼び海外在住邦人とLIVEで対話する内容です。
3.11の少し前に地震に襲われたNJのクライストチャーチでは、4年経った今でも心障に悩む人が増え続けているそうです。
その人たちの為に、街中に癒しの言葉のポスターが貼られています。例えば「苦しかったら苦しいって言ってもいいのよ」など「〜してもいいのよ」が何通りものポスターになってあちらこちらに貼られているのです。
それに反応した福島の女性が言いました。「甲状腺ガンの増加は原発事故のセイではない」「汚染水は完全に制御されている」「原発再稼働を進める」などの政府の発言を聞くたびに、胸が痛みやりきれない気持ちだ、という内容でした。彼我の行政の対応のこの差はショックです。
「絆」はただの言葉遊びだったのでしょうか?
被災者の心のキズはこれではますます深まるばかりです。被災者の心のキズを逆なでして憚らない安倍の無神経さを改めて痛感させられた瞬間でした。
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