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2015年03月07日17:38

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土雛人形の勢揃い

足柄市郷土資料館の「森のひなまつり」では、特集として「土雛人形」の展示に力を入れたそうだ。
江戸時代の後期、生活にゆとりが出てきた庶民の間にも子供のすこやかな成長を願い「節句」を祝うようになったものの、高価な布をまとった衣装雛や御所人形には手が出ず、身の回りにある土や紙を利用した安価な人形で代用されて来ました。

当時としては、京都の伏見稲荷の参道で売られた土人形が全国に広がり、江戸から明治・大正へと子供のおもちゃの主流になりました。
それぞれの地方で花開いた郷土玩具は、生産地数で三千ヶ所にもなったそうです。
手作りの素朴な美しさや暖かさと庶民の祈りや願いが秘められていますが、これらの人形も戦争と戦後の高度成長のなかで次々と廃絶し、やがて大量生産される衣装雛に取って変わられて、現在では後継者難のため、衰退された雛人形となりました。

直行便でご覧頂けます。
http://www.von.mydns.jp/nikon-D90/15071/15071.htm

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