朝から、ブラザーの家へ法事に。
今日は、読経が始まってからなんと30分も、膝を崩さずに正座できた。
これで、落語家になるという野望に、また一歩近づいたぞ。 (←うそ、うそ)
というわけで、BGMは、これ。
Molly Darling - Eddie Arnold 1957 LP:
https://www.youtube.com/watch?v=hzuk_xGUJb0
なぜ? ですか。 これ、日本に入ってきて、文部省唱歌になった。
その題は、ごぞんじ、「冬のせいざ」。 ・・・おそまつ!
由紀さおり・安田祥子:
https://www.youtube.com/watch?v=RRUy6zetKQ4
***
というアホな書きこみを、おととい、フェイスブックにアップした。
そのあと、よく考えてみると、義務教育時代以来、自分が、この曲と、「星影冴やかに」、「星影やさしく」、「星の界 (よ)」の4つを、詞とメロのどちらのレベルでも、しっかり判別できていなかったことに、はたと気づいた。
どれも、好きなんだけど。
で、これを機会に、ちょっと、調べて整理しておくと。
・冬の星座=Molly (Mollie) Darling
Haydn Quartet "Molly Darling Will S. Hayes song Harry Macdonough S. H. Dudley:
https://www.youtube.com/watch?v=0qQNm8pl2AA
▼米国のWilliam Shakespeare Hayes (何ちゅう名前やねん!) による、1871年の作。
1947年 (昭和22年) に中学の音楽教科書に掲載され、文部省唱歌に。 作詞は、堀内敬三。
・星の界(よ)=いつくしみ深き (讃美歌)=What a Friend We Have in Jesus
What A Friend We Have In Jesus - Mississippi Mass Choir
https://www.youtube.com/watch?v=18Zx74T70bs
▼19世紀にアイルランド系カナダ人、Joseph M. Scrivenが書いた詩に、1868年にCharles Crozat Converseが曲をつけた。
「星の界」の詞の作者は三宅忠明、「いつくしみ深き」は日本基督教団讃美歌編集委員会による訳詞だそうな。
・一日 (ひとひ) の終わり (星影さやかに)=A la fin d'aujourd'hui?
一日の終わり ダーク・ダックス:
https://www.youtube.com/watch?v=vAgmadTustU
▼フランス民謡、といわれてはいるけど、出所不明。 訳詞者も不詳。
そんなあやしい曲で、キャンプファイアを締めくくっていいのか?!
・追憶 (星影やさしく)=Flee as a Bird
Criterion Brass Band New Orleans Function Flee as a bird - Didn't he ramble:
https://www.youtube.com/watch?v=TNTnMiwprHs
▼スペイン民謡だとされているけど、米国では讃美歌として知られる。
もとスペイン領だったこともあるニューオーリンズで、葬送曲の定番になっているので、この地域経由で新大陸に普及したのかもしれない。
ちなみに、日本語の訳詞は古関吉雄による。
私、いちばんジンとくるのは、じつは最後の曲。
ちなみに、”月影”は分かるけど、”星影”って何よ。 星の光は弱くて、影なんかできないじゃない!、と思っていた私は、バカだった。
月影=月光、星影=星の光なのだった。 あな恥ずかしや。
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