mixiユーザー(id:1506494)

2014年12月08日23:20

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都響第780回定期

本来ワタシはB定期の会員なので、それは明日なのですが
明日は新国立劇場でドン・カルロのマチネ公演を観る予定で
さすがにダブルヘッダーはきついので振り替えました
A・Bプロとも演目は同じです

実は今朝、事前に調べておこうとwikipediaを見たところ
「フローラン・シュミット 同時代のフランツ・シュミットと混同されるため
フルネームで表記されることが多い」と書かれていました
ドキッとして都響のウェブサイトで確認したところ、あぁ
今日の演奏曲目はフランツの方でした

シュミットと言えばフローランの方しか頭にありませんでした(恥)

さて、ドン・カルロと続けて聴くのがしんどいのは、バルトークの
いわゆる「弦チェレ」であります

ワタシは初めてこの曲を聴いたとき「なんと冷たい音楽だろう」
と思ったものでした
多分ナチスに対する恨みが込められているのかと勝手に想像して
いたのですが、特にそんな解説を読んだことはありません
深読みのしすぎですね

今日改めて聞いてみると、昔のNHKの推理ドラマ「私だけが
知っている」のテーマ音楽に似ていました
子供心にもこの半音階だらけのテーマ音楽は怖かったなぁ
誰の作曲でしょうか
バルトークに傾倒していると言えば小倉朗でしょうが、彼は
「事件記者」の音楽担当ではありましたが、どうなのかな

まぁ現代日本の作曲家は誰もが少なからずバルトークの影響を
受けてるのではないでしょうか

休憩後は「フランツ・シュミット」の交響曲第4番
バルトークより7歳年長ですが、年齢のせいばかりではなく
作風が全然違います(調性感がはっきりしている)

それでも調性は一所にとどまることなく、思わぬ跳躍で別の調に
移動してしまいます
それが異名同音の転調のようにカタルシスを与えることなく
はぐらかされたような感じです
これが作曲当時(1932年)のモダニズムだったのでしょうか

とは言えバルトークの後に聴くと、纏綿とした情緒にあふれている
感じがします

関係ないけど、チューバの人がヒマそうで気の毒でした
(丸見えの位置に座っているのだもの)

さて、明日はドン・カルロ
昨日からコンサート3連荘です
月曜から夜更かしせず、早く寝なきゃ
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