複製原画を飾ろう。

檀家の一人からヒエロニムス・ボスの「快楽の園」の複製原画を誕生日プレゼントに頂いたのは嬉しいオドロキであった。
以下のサイトで買ったとのこと。

http://worldmasterpieces.jp/SHOP/BoschGED.html

オリジナルサイズ(220 ｘ 389 cm)なので、お値段は五十万円以上。
ハッキリ言ってデカい。飾る場所がないから、犬神図書館を新築した暁に場所を取ろうと考えている。

美術愛好家にとって複製原画は一文の価値もないそうだが、それは絵をカネとしか見ていないからで、私のような視覚的快楽主義者にとっては例えカラーコピーでも価値ある絵なのである。

実際、若い頃はコンビニのコピー機を独占してありとあらゆる絵や写真をコピーしてそれを部屋の壁に貼っていた。そうやって部屋のなかに自分の内部風景を現出させること。十円単位で様々な世界を一度に目のなかに入れられるという耽美。

そんな私にとって複製原画はちょっとしたゼイタクである。ほんとうに嬉しい。

でもボスの他にも欲しい画家はいるので、おカネに余裕が出来たら何枚か買ってみよう。

http://worldmasterpieces.jp/SHOP/FriedrichAIO.html

フリードリヒの絵は特にねらいめだ。