ジェフリー・ディーヴァーの新作(430頁)を読んだ
非常に面白く、一気に楽しく読めます
ディーヴァーのサービス精神旺盛なのには驚きます!(でも過ぎたるは及ばざるがごとしともいう)フアンならたまらないでしょう。いつも通り「どんでん返し」の連続です。
20年以上も彼を読んでると、先が読めてしまうが、外れた時がまた楽しいのだ。
ソーホーのブティックではたらく若い女性が誘拐され、入れ墨をされ、毒殺される事件が発生した。現場に駆け付けたサックス刑事は地下通路で犯人を追いつめたが、マンホールから逃げられてしまう。
毒殺された女性は「Second」二人目は「Forty」次は「17th」と入れ墨され毒殺されるんだ。被害者は生きているうちに入れ墨され毒殺される。その次は「600」で、、、。
ソーホー地区には昔から地下通路が縦横無尽に張り巡らされており、今もビルや、地下鉄などに接続しているのだ。ほとんどが廃墟で放置されている。そんな地下を舞台に連続殺人事件が発生するのである。しかし犯人の目的は猟奇的な殺しが目的なのか?
しかも、リンカーンの書いた事件記録を読んだのか、BoneCollectorを思わせるような状況が続くのだ。事件は11月5〜9日間の間に起こるのである。
なんと「ウオッチメーカー」が刑務所で死亡したというおまけまであるのだ。本当かな!
「ウオッチメーカーの葬儀」を確認のためルーキーが葬儀室に入った。彼が「仕事仲間でした」といったら、数人しかいない会葬者が怪訝な顔をした。なんとポルノ男優の葬儀だったのだ。人が少ないから、間違えたのだ。(ディーヴァーがこんなj笑いを書くのか
![わーい(嬉しい顔)](https://img.mixi.net/img/emoji/50.gif)
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まあ、何も言わずにお読みください!ディーヴァーの生み出したスリルを楽しめばいいのだ。
楽しめばいいのだ
![指でOK](https://img.mixi.net/img/emoji/87.gif)
主役はアメリア・サックス刑事である。
リンカーンのもとで働くNYPD巡査ロン(ルーキー)は「リンカーンと話していると「クエンティーン・タランティーンノ」映画の世界に入ったみたいだ」といいます。(やはり猟奇的な異常者の殺人鬼ばかりだ)
リンカーンも「タランティーノみたいな奴の正体を見つけてやる」なんて言います。
アメリア・サックス刑事が「病院のMRIに入って、私が閉所恐怖症かどうか知りたいわ」なんてジョークを言うなんて!
サックス刑事がグロックを連続して撃ったり、25口径の護身用拳銃をもちだしますが、「拳銃を常に分解掃除しないと、ジャムルはずで撃てないのだ」がなあ。いつするんだろう!
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