10月18日　「ｱｳﾄﾚｲｼﾞ　ﾋﾞﾖﾝﾄﾞ」観る

本日は、北野武の最新作を。
実は北野映画は全部見ていて（短編は観てないけど）。しかもココ最近の映画は、全部劇場で観ているという隠れ北野ファンだったりするのですが。
今回は、またまたｲﾏｲﾁだったかな。
かなり北野ワールドの世界観に入っていて、現実のﾘｱﾘﾃｨｰはありません。特に汚職刑事が今の日本的刑事でないというか。本物の○暴の警官は、ﾔｸｻﾞの抗争を避けるように説得したり、見張ったりするもんだから。抗争をわざと仕掛けたりはしないのですが。何よりも暴力沙汰になると警官は仕事が増えるのを嫌がりますからね。
今回は今までで一番ｷｬｽﾄは豪華でした。あとみんな良いｽｰﾂを着てました。
ただ映画的なｶﾀﾙｼｽはなく、最後もありえないうえに、尻切れトンボな印象でした。
物語を語らず暴力とﾍﾟｰｿｽが合わさった昔の赤字だった北野映画をまた作ってほしいなあ。か、物語を語れるﾗｲﾀｰを入れるべきじゃないかなと思いました。