METライヴ・ビューイング新シーズンのオープニングは
ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」
ベルカント・オペラって馬鹿っぽいので
これまであんまり見ませんでしたが
(「愛の妙薬」とか「連隊の娘」なんて、金出して見る気がしません)
「1000日のアン」として有名なアン・ブーリンの物語
ということで、川崎109へ足を運びました
意外やMETでは初演なんですね
今回のタイトルロールはアンナ・ネトレプコ
見た目は威厳のある柳原可奈子という感じです
男声陣は、これがベルカントに加えてヴィジュアルもなかなか
パーシー卿役のスティーヴン・コステロは可愛いです
ヘンリー8世も、アンの兄であるロシュフォール卿も
男っぽい
ヘンリー8世は憎まれ役ですが、文武両道に長けた
英国王の中では「カッコいい」人だったので
オペラ歌手にありがちな「不必要なデブ」でなくて良かった
衣裳がゴージャスで、耳にも目にも楽しめる舞台でした
夜はR・シュトラウス協会の総会で
特別ミニコンサートは天羽明恵さんのソプラノによる
シュトラウスの歌曲とツェルビネッタの大アリア
このツェルビネッタが良かった
伴奏の山田武彦さんのピアノも絶品で
先日のバイエルンオペラより興奮してしまいました
昼・夜連チャンでオペラ三昧
満たされた一日でした
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