mixiユーザー(id:1640816)

2006年01月28日00:07

45 view

「耽奇館主人の日記」自選其の二十

2003年11月10日(月)
なぞなぞのこと。

日曜日は選挙に行った。
自民党に一票、全然知らないオッサンだが自民党の立候補なのでそいつに一票入れた。
今んとこ、開票結果は、自民党が圧倒的にリードしている。
当たり前である。内閣、国を動かしてきた経験のある党は、自民党だけなのだ。連立もクソもない。
ただでさえ、国がヤバイというのに、未経験者に国の運命を預けるほど、国民は冒険をするはずがない。
帰りは、中央図書館まで出掛けて、小泉八雲全集を借りるとともに、顔見知りの子供たちの相手をした。
この子供たちとは色々な遊びをしてきているが、最近は、禅問答からとんち勝負と、頭を使った謎掛けで盛り上がってきている。
子供たちは得意げに、スフィンクスのなぞなぞを持ち出してくるが、私が知らないはずがない。
「人間だろ?」
「うそ!何で分かるの?」
「本をたくさん読んでるからさ。本の虫をなめんなよ」
「じゃあ、何かなぞなぞ出してよ」
「よし。こんなのはどうだ。一人だけど、心臓が二つあるのはなんだ?」
子供たちはうーんと悩んだ末、正解出来たのだが、子供たちに比べて大人たちはすこぶる発想力、想像力が貧困である。
実際、このなぞなぞに、私の会社の同僚、上司たちは一人も正解出来なかった。「妖怪?」だとか、「シャム双生児?」だとか。
この差に私は本気で憂えている。
今日、選挙で盛り上がっている大人たちも、こんなに貧困な精神ならば、この先日本はどうなってしまうのか。
ほんとうに寒気がしてくるくらいだ。
ちなみに答えは、妊婦である。
今日はここまで。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する