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2022年10月02日01:16

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親分、待ってました!・・・京響大阪特別公演

やっぱり広上さんの指揮はいい。

大阪 ザ・シンフォニーホール
京都市交響楽団大阪特別公演
広上淳一指揮 京都市交響楽団
(コンサートマスター 石田泰尚)
ピアノ アレクサンドラ・ドヴガン
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 op.21
R.シュトラウス:交響詩 「ドン・フアン」 op.20
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」op.24

後半のシュトラウスの二曲が最高。ドンファンの何というカッコよさ。死と変容の何という暖かさ。速いところは一気呵成に振り抜き、溜めるところは溜め、泣かせどころではじっくりと泣きを入れる。その塩梅の絶妙なこと!そして、その自在な棒に見事なまでについていく京響の上手さ!鳴りの良さ!これぞ、「オーケストラを聴く醍醐味」です。

これだけの演奏なのに、客の入りは・・・半分も入ってなかったかも。うーん、このプログラム、広上・京響の魅力を堪能するにはまたとない内容と理解するには、やはりそれなりの付き合いが必要だったかもしれないですねえ。「特別公演」として集客するには、厳しかったのかなあ。

コンチェルトのソリストがもう少し知名度があればまた違ったのかもしれないが・・何と15歳の可愛らしい少女。ステージマナーも幼いもので、広上さんを置いてスタスタ袖に引っ込もうとするなど、かわいい限り。ただ、演奏は素直で外連味のないもので、悪くはないが取り立てて印象に残るようなものではなかったですね。

終演後、この音楽が当たり前のようにあった時間が過去になろうとしているんだなあと思うと、何ともいえなかったです。次は、広上さん、ニューイヤーかな。発売になったら、絶対に買おう。

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