こういうの待ってた❣️「スケルトン・キー」

写真は順に
＊道尾秀介「スケルトン・キー」（角川文庫）表紙
＊ほうれん草入りバターチキンカレー
＊六花亭「マルセイバターサンド」

久しぶりに道尾秀介らしい作品に出会えた。
「スケルトン・キー」（角川文庫）に満足。
サイコパスを自認する青年・坂木錠也が一人称で語る物語、そこがミソ。
中盤で明かされた事実に「それは禁じ手でしょうが〜」と思わず突っ込んでしまったが、その後の展開になるほどと大いに納得。
サイコパスと分類される人間は、残虐な殺人者のみならず、優秀な政治家や会社経営者になる人も多く、遺伝もするようだ。
道尾秀介の作品で一番好きなのが「向日葵の咲かない夏」だが、それに匹敵する歪な心象風景がいっぱい。
解説は脳科学者の中野信子さん、合わせて読んでみてほしい。
私の読書に勧善懲悪とか、大団円でやがてみんな幸せ、とか、要らぬ。
心が不健康なまま終焉する作品が好き。

麻布十番でホットヨガ「デトックス」クラスに参加、
自宅で、家人の仕事関係のデータ打ち出しと写真データの送信、
所用でチャリを飛ばして西新宿へ。
そんな日の夕食は
ほうれん草入りバターチキンカレー
枝豆・にんじん・ひじきのマヨ和え
デザートに頂き物の六花亭「マルセイバターサンド」
久しぶりにご飯を5合炊いて、残りは1食分ずつに分けて冷凍。