1月に購入したヤマハのCDプレーヤー
CD-S303だが、
聴き続けるうちに、どうも音が悪いということに
気がついてしまった。
フォルテシモはやたらうるさいし
弱音部は極端に音がやせてしまう。
これは失敗したか?
CD-S303にはUSBメモリが挿せるように
なっていて
USBメモリに入ったWAVファイルなどを
聴くことができるのだが
これは音が良かったのだ。
ということは、CDプレーヤー内臓の
DAコンバーターは悪くないということであり、
悪いのは、CDの信号を読み取るピックアップ部に
問題があるということになる。
改めてネットでCDプレーヤーについて調べてみると
どうも安いCDプレーヤーには、あまり
良いものはないようだ。
ということは、中古で良品を漁るしかないということになる。
昔からSONYのCDプレーヤーのユーザーなので
SONYの中古を探したところ、ネットオークションで
CDS-XE600という機種を見つけた。
安価ながら、SACDも聴ける優れものである。
CD-S303を売却して、
CDS-XE600を落札した。
家に到着後、さっそくCDを聴き、
いままで使ってきたSONY CDP-XE900と
比較してみた。
CDは、
サンサーンス「オルガン付き」マルティノン/ORTF
ヴィヴァルディ「四季」コープマン
リスト、ラヴェル ピアノ協奏曲 アルゲリッチ/デュトワ
など。
CDS-XE600は、洗練された美しい響きが特徴で
今回聴いたどのCDも、満足できるものであった。
ただ、CDP-XE900に比べると、やや響きが
細い感じがするが、不満というほどではない。
XE-900は力強い響きだが、やや大味なので
比較するとXE-600のほうが上だ。
CDS-XE600はSACDも聴けるので
SACDも聴いてみた。
SACDは、
Rシュトラウス「アルプス交響曲」メータ
ベートーヴェン第9 フルトヴェングラー/バイロイト
の2枚。
(いずれもSACDハイブリッド)
これはよくわからなかった。
こんなものか?
ハイレゾを経験しているので、
ちょっとくらいの効果なら
あまりいいとは思わないのだ。
わざわざヤマハのCDプレーヤーを売って
買ったSONYのCDプレーヤーだが
いい音で正直、ホッとした。
中古のCDプレーヤーは
どれくらい持つかわからないが
大切に使いたいと思っている。
それにしても、
SONYがCDプレーヤーの製造をやめたのは
本当に残念だ。
長年、SONYのCDプレーヤーを使ってきた自分にとって
他のメーカーではだめなのだ。
ラックスマンが28年ぶりにアナログプレーヤーを
発売したように、
SONYもCDプレーヤーを出して欲しい。
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