mixiユーザー(id:9051319)

2021年12月24日23:54

585 view

ヒビノキ752(12月19日〜12月25日までの1週間/週前半)

2021/12/19〜12/25までの日曜日〜水曜日の週前半の日記です。

■2021/12/19/日

フォト

シナリオで使用する地図を作成していて、黒い点が修正しわすれか? モニターのよごれか? わからんからモニター画面ふいたわ。

『月とライカと吸血姫』 第12話 「新世界へ」
https://tsuki-laika-nosferatu.com/
最終回。有人宇宙飛行を成し遂げ祖国と世界の英雄になったレフ。レフは自身の偉業を発表する演説で、全国民をまえに吸血鬼・イリナの存在を語る。予想そのまま。レフは前任者イリナの存在を「ゲロ」り、リュドミラもフョードルは連邦国が吸血鬼を受け入れる先進的な国家だと2人を政治利用する。落ち着くところに落ち着いたな。結局、主要人物は常に2人の味方。甘々だと思うが。

作画は安定せず、止め絵も多く、ワンパターンで工夫が感覚できない演出や構図は予算もあってしょうがない。とにかく話の上げ下げが弱く、同じ事の繰り返しを錯覚する物語がどんどんつまらなくなっていった。脇役の使い方も下手で“いる”だけ。ほぼ日常作品のような見せ方になってしまうのに、その日常へ説得力や実在性をもたせる美術や小物も弱い。ただキャストの演技はよかったです。

『鬼滅の刃 遊郭編』 第3話 「何者?」
https://kimetsu.com/anime/yukakuhen/
コミックリリーフの善逸がヒーローたる由縁は、相手が自身より格上だろうと、弱き者に護るために挑むところ。今回のラスボスで上絃の鬼の堕姫の紹介。自身が一番、奔放で残極な彼女の素性を掘り下げる。1話〜3話まで状況説明、舞台説明、人物説明だというのは事実。人気作品ゆえに許されるスロースターター。このスピードだと、おそらくきっちり12話や13話ではない気もするな。

3月まで放送して全16話とか全18話とか。そういう感じになるのかしら? 自身の癇に障る存在なら子供でも容赦しない堕姫の表の顔と裏の顔。双方の顔を使い分ける二重性/二面性は表現できている。たださすがにそろそろアクションはほしいな。丁寧にやることは結構ですけど、媒体はテレビアニメであって、メディアの違いは理解すべきだ。物語を早く巻く意味では12話〜13話でよかったかも。

■2021/12/20/月
『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム vol.2 神格編』――。

フォト

「vol.1」の「クリーチャー編」は「こんなもんか」だったけれど、こっちはとてもいいな。とにかく1体1体の神格に「カルト」「祝福」「オーラ」の説明が詳細に付随しているのがよい。なによりよいのは独自の発想と解釈。

旧版(6版)では、クトゥルフのシェアードや、もろもろの作品から設定を流入している場合があった。でも7版の設定はケイオシアムのデザイナーが考え出すオリジナルの設定が色濃い。ですから“詳細”。

「カルト」は神格の崇拝法や崇拝者が行う儀式、教義、由来するアイテム。「祝福」は神格が崇拝者/犠牲者へもたらす福音の名の禍い。「オーラ」は神格が生物や環境へとあたえる影響。6版のように“曖昧”な書き方はしない。

ゲームプレイやシナリオへの導入が実際的で具体的。ラウクラフトらしいホラーゲームをするならば6版より確実に出来は良い。資料だけではなくちゃんとゲームをプレイしているヒトならそう評価するはず。*1

本書のp12「攻撃だ!」で「グレート・オールド・ワンとの戦闘は破滅的で壊滅的なものである」と強く記載もされた。この明文性を免罪符に無謀/無策で旧支配者に挑む探索者たちはもう全滅・半壊させてもよい。

そういう純粋原理へ基く神格への“定義”をふくめよくできている。

*1 そもそも日本の強烈な6版信仰は「お金もったいないから新版のルールブック購入したくないよ」っていうのを「正当化したい」一部の層の声が大きい“詭弁”のようにも見えるしな。

『海賊王女』 第12話 「選択の巫女」
https://fena-pirate-princess.com/
最終回。ヘレナの夫でフェナの父へと変じたコーディは彼女――巫女に人類の運命を選択するよう真実を語る。前回の予想は当り。「存続か?」「破壊か?」つまりは現在人類を「保存」するのか? この展開で今回が最終回のフェナの選択はわかっている。彼女は“存続”を選択。次代の「選択の巫女」を生む目的で、フェナは記憶を失う。すべてがおわって、そうして再び旅が始まる。

12話の尺で最後の落し所が観念的・哲学的な人類の選択。たとえばこの展開へ行き着く予感を24話で「たっぷり」描写できればいい。けど短い尺に感情移入しずらかった。選択の巫女であるフェナの価値判断の基準は真田忍衆と“絆”ですけど、こちらも納得するには掘り下げ不足。女海賊達の全滅や真田の追っ手の自然退場など、物語の都合を強く感じる部分も多い。作画部分はとにかくよかったが。

『境界戦機』 第12話 「隠岐の島戦(前編)」
https://www.kyoukai-senki.net/
きれいな「やったか!」 ゴベールがもたらした情報によって沖ノ島のゴースト退治に乗り出す北米同盟とアモウたち八咫烏。だがゴーストは一行を圧倒する。ブラッドらが介入以前ですからどうなるかわからんが、すくなくともアモウ、ガシン、シオンの現行戦力でどうにかできるものじゃなさそう。前編・後編構成。来週には決着がつくんだろうけれど。ブラッドらはどういう対処方法があるんだ?

沖ノ島を支配下に置き防備へと当ったアジア進駐軍を八咫烏たちが救助する。この展開が今後の“融和”の土台になりそうな話の回し方。さすがに来週の作画はよさそうだが、全体としてのデキはきつめ。ケンブなどのロボット作画は上手くないせいで線描がシャープではなく“野暮“ったいな。手書きへ拘った弊害。メインキャラクターの作画もぜんぜん安定していない。いろいろとツラい。

■2021/12/21/火
在宅勤務を抜け出し散髪にいった。

■2021/12/22/水
ぼちぼち今年の年末・年始の休暇の連絡がくるが「25日(土)から」と「29日(水)から」の半々くらいじゃな。

『古見さんは、コミュ症です。』 第12話 「文化祭です。/後夜祭です。/打ち上げです。」
https://komisan-official.com/
最終回。「文化祭です。」 古見雪達磨式ローラー集客作戦。暴利を貪る集客でなじみアウト。高校生にしておくには本当におしい人材だぜ。まさしくキラキラした青春の一幕のアニメ文化祭。「後夜祭です。」 只野くんがメイドの女装をしているから古見さんと踊ることが許されるのさ。「打ち上げです。」 古見一家でカラオケで歌うヒトは古見ママのみ。カラオケからOPに突入するきれいな最終回的エンドロール。

テレビアニメは原作のテイストを上手く汲み取りつつ映像化し、かつアニメらしい特色で料理。きれいに「静画」を「動画」にしていた。ひとえに監督、脚本、スタッフが原作をよく“理解”しつつ、うまくアニメらしいカラーでアレンジした結果。原作をただなぞるだけではつまらないしね。4月に2期が放送予定。そもそも分割だったんだろうな。原作のストックは十分だし。期待してます。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年12月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031