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2021年05月15日16:30

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ベー7の借りはベー7で返す・・・京響ニコ生配信

やっぱりニコ生がいいです。

京都 京都コンサートホール・大ホール
京響第656回定期演奏会 無観客LIVE配信
鈴木 優人指揮 京都市交響楽団
(コンサートマスター 石田 泰尚)
チェロ独奏 上村 文乃(チェロ)
ヘンデル:歌劇「忠実な羊飼い」序曲
ラモー(鈴木優人編):歌劇「みやびなインドの国々」組曲
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ト長調RV414
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92

1年2カ月前のセンチュリーとの配信対決では、ぐすたふくん、センチュリーのベー7に軍配をあげたのだが(日記参照 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975158232&owner_id=28135846)、まさかこの記事のせいで京響さん、今回ニコ生にしたわけではないですよね。今回も奇しくも、また京響とセンチュリーの定期日程がバッティング、センチュリーは定期を延期したので、再度の対決とはなりませんでしたが。

実は今日の京響がニコ生で配信になるという事実をすっかり忘れていたのだが、ニコ生からアラートがかかって(「のだめ」の生配信がはじまるよ、とかなんとか)、参加できた次第。やっぱり今回も思ったけど、実際にコメントが乱舞する画面はいいものです。また、会場でも休憩時間に鈴木さんが画面を見ながらコメント返したりと、双方向のやり取りがあるのも面白かった。やっぱり、ニコ生がいいですよ、絶対。

響きもbluetoothで飛ばしてOTTAVAのスピーカーで聞くと、おおお、京都コンサートホールの音が鳴る。前回のマーラー4番の配信とは雲泥の差ですな。

実際の演奏では、一番良かったのは実はラモー。響きがとても新鮮で、さすが鈴木さんと思いました。次に良かったのが、ヴィヴァルディのチェロ。バロックチェロの真っすぐに豊かに響いていながら、独特の苦みが加わった音がなんとも魅力的。

総じてみれば、古楽器アプローチのこれらが魅力的であったので、ベー7も小編成ピリオドアプローチ超快速で行くのかと思いきや、現れたオーケストラは12型フル編成。そして、アプローチもモダンで中庸な演奏。肩透かしなくらい普通のテンポで、むしろ十分にこのオケを鳴らそうとするかのよう。実際、スピーカーから鳴る音は十二分に豊かで、京響の今の音を堪能できたけれど、ぐすたふ君としては、もっと4楽章など煽ってほしかったなあ。まあこれは好みの問題と思いますが。

投げ銭のシステムも利用していたようで、これは息子が前回のセンチュリーの時にも「なんでやらないんだろう」と言っていたことを考えれば、ようやくオケの方も配信のやりように追い付いてきた感あり。京響のみなさん、大変と思いますが、頑張ってください。絶対、マーラーの3番はライブやりましょうね!



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