GW。 散歩道沿いの農地は、田んぼ仕事でにぎやかだ。
先日まで空だった深い用水に滔々と水が流れている。
その水が田に引かれて、休みのうちにということなのだろう、水面下の土をかき混ぜて表面を平らにする「代掻き(しろかき)」が、あちこちで行われている。
耕運機みたいなのに乗って行ったり来たりしているお宅もあれば(とくににぎやかなのがこれね)、人力でやっているお宅もある。
右手が川、左手が里山、背後が竹藪、前が田んぼという家で育った私は、冬のあいだ眠っていた田んぼが、こうやって目を覚ますのが嬉しい。
植えたばかりの稲苗が、姿(かげ)を水面に映しながら薫風に揺れているのを見るの、ほんとに大好き。
いえ、知り合いのあの人やかの人みたいに、土地を借りて自分でやってみようとまでは、思いませんけどさ。
※注 写真は借りものです。
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