大河ドラマはいま一つ 毛利元就(出.中村橋之助)は、地方大名が主人公という異色作。脚本家に内館牧子を起用しましたが、後半は息切れ。「八代将軍吉宗」「秀吉」といった人気の前二作に比べ視聴率もいまひとつでした。
「ラブジェネ」ダントツ ドラマで圧倒的な高視聴率を達成したのが、「ラブジェネレーション」(月曜夜9時、フジテレビ系)。当代一番人気の木村拓哉と松たか子の組み合わせで、平均視聴率が30.8%を記録しました(10/13〜12/22)。誰もが共感できる等身大の恋愛物語が人気の秘密と言われましたが、脚本はいまひとつ。主演のふたりの人気に追うところが大きく、話題のドラマは見ておかなければという視聴者心理に支えられていたのでしょう。
話題の番組 パート2ものの強さを発揮した「ひとつ屋根の下2」(フジテレビ系)は、平均25.4％の高視聴率。男性タレントの活躍が目立ち、SMAPの草��剛は、「いいひと」(フジテレビ系)で、イメージ通りのキャラクターを好演。「ビーチボーイズ」(フジテレビ系)では、反町隆史と竹野内豊の人気が急上昇。視聴率はそれほど高くありませんでしたが、野沢尚脚本の「青い鳥」(TBS系)が玄人には受けが良かったのです。豊川悦司、夏川結衣のファン以外には暗い・うっとうしいドラマと映ったようです。
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