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2020年11月28日15:51

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今朝のワシントン・ポスト紙 CORONAVIRUS UPDATESより

1)アメリカ市民は、新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、憂うつな感謝祭を迎えた。だが、行政や疫病の専門家たちが、感謝祭の行事を控えるよう忠告する中で、大勢の市民が親しい人たちと感謝祭を祝ったようだ。

運輸省の発表によれば、水曜日一日で110万人が空港の検疫チェックポイントを通過した模様。
だが、この数字は、昨年の同じ日の260万人に比べると半数にも満たない。だが、週末までには5千万人が車や鉄道などを使って移動すると見られている。その後にコロナの感染爆発が待っているのだろう。

2)ある州や大都市の当局者の中には、感謝祭後の新規感染者数の発表を控えるところもあり、コロナウイルスが如何に素早く感染を拡大したかを把握するのが遅れる恐れがあると医療専門家たちは懸念を強めている。
だが、木曜日の夕方までには、報告を続けている自治体からの数字だけでも、12万7千人を超える新規感染者と新たな関連死が千三百人を超えたことが判っている。

この火曜と水曜の二日間で、関連死者数は5月6日以来の最高を記録したようだ。この水曜日には新規感染者の7日間平均数が33日間連続して記録更新している。

3)、感謝祭がらみでコロナ感染拡大が深刻化している事態になっているが、11月3日の選挙日以降、トランプ大統領は沈黙を守っている。唯一の例外は、NYのクオモ知事がコロナウイルス感染拡大地域の宗教上の礼拝集会も禁じた措置に対して、最高裁が5対4でこの規制を違法であるとした報道にトランプ大統領が拍手を送ったことである。

トランプ大統領は木曜日にツイッターで最高裁の決定に触れて「感謝祭オメデトウ」と投稿している。この最高裁の決定はトランプが新たに任命したバレット判事がいたから成立したものである。
更にトランプは、コロナ感染を、400年前のヨーロッパからの移住者たちが直面した苦難になぞらえた感謝祭宣言なるものを発表した。「われわれは、われわれの力を結集してこの難局を克服しつつあるのだ」と謳いあげている。

4)一方、大統領に選出されたバイデン氏は、自身とジル夫人がアメリカ市民に向かって、感謝祭期間中は自宅に留まるよう呼びかけるビデオ・メッセージを発表している。同時にバイデン氏は、26万2千人の人が新型コロナウイルスで亡くなっている現実を忘れてはならないと語りかけている。彼は更に「われわれは、今は愛する人たちとテーブルを囲んで感謝祭を祝うことは出来ないかもしれないが、国民が一体となって努力を続ければ、必ずや平穏な日常が戻ってくると信じている」と続けている。






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