ひでさんはさらに、
前作ゆかりの映画『ペーパームーン』も
TSUTAYAで借りてきてくれていた。
おぉ、ほぼ半世紀ぶりに観るぞ!
「ひでさんは?」
「今から初めてです」
またも献身的なプレゼント。
早速部屋を暗くして雰囲気を出して、
上映開始。
しかし、予想通り、
ひでさんはオープニングタイトルが終わったらもう寝てた。
ぼくはひとり酒を飲みながら、
懐かしさに心地よく浸る。
やっぱりいい映画だったよなぁ・・・・。
間もなくとってもおしゃれなラスト。
って、
あああああーーーっ!
衝撃!
記憶は極めていいかげんだと言うけれど・・・・。
重要なシーンを完全に間違って記憶してた!
申し訳ありません。
ぼくはその記憶に従い、
前連載の中、
『ペーパームーン』のストーリーを振り返る場面で、
大きな嘘を記述していました!
それにしても、読者からのご指摘は1件もなかったな。
みなさん、『ペーパームーン』をご覧になってなかったか、
お気づきにならなかったか、
寛大なお心でスルーしてくださったのか。
すぐに原文は修正しましたが、
終了した連載を修正することはできません。
謹んでお詫びし、
誤記述の内容を訂正してお知らせすべきところですけど、
エンドロールとともに目を覚ましたひでさんが、
自力で小説の嘘を発見したいと言うので、
献身的な友のために、
ここではお詫びだけにしておきます。
作者がどんな嘘をついてしまったのか、
お知りになりたいムキは、
『ペーパームーン』をご視聴の上、
「少女の欲しかった日」第98話をご再読くださいませ。
ごめんなさい!
んで、明日から新連載開始です。
嘘つき作家をまたどうぞよろしくお願いします!
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