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消費税率が上がった去年の10月から始まった、国による消費喚起・キャッシュレス決済推進を目的とする「キャッシュレス・ポイント還元事業」は6月で終わった。
小規模事業者として国に登録された店では、キャッシュレス決済で消費税率の増税分2%を上回る5%還元になるのは大きい。
その5%還元を享受できるのは6月末までで、それまでは現金決済オンリーの店なども気にせず食べに行っていたが、終了まで残り10日を切った6月22日月曜日、食事するのはできることなら5%還元になる店最優先で考えたい。
去年の7月にソースカツ丼が名物の福井勤務になり、最初の週に1週間に3回もカツ丼類を食べてしまい、そんなペースで食べていてはカラダに良くないと反省し、翌週からはトンカツは1週間に2食までと自主規制している(ただし、週2回トンカツを食べなかった週の未消化分は翌週以降にキャリーオーバー可)。
前回トンカツを食べたのは3日前だが、それは前の週でありこの週の「トンカツ枠」が2食分付与されており、気にせずトンカツを食べることもできる状況だった。
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そこで、昼飯は福井名物のソースカツ丼の評判店で「キャッシュレス・ポイント還元事業」の5%還元対象店でもあるレストラン「ふくしん」へ。
「ふくしん」ではこれまでに名物の(ソース)カツ丼か、もう1つの福井名物である「パリ丼」しか食べたことがない。
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しかし、よく考えたら「ふくしん」は洋食店なのでそれ以外にもいろんなメニューがあるので(写真2)、今回はたまには違うものも食べてみようと「カツカレー(970円)」を注文。
フタなど閉まらないインパクトある盛り付けの「(ソース)カツ丼」とは異なり、ボリュームも普通だし変わったところはあまりない。
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強いて挙げるとすれば、カレーに添えられているのは定番の福神漬や酢漬けのらっきょうではなく、洋食屋なのに和風感漂う柴漬けだったことくらいである。
まずはカレーライス部分を食べてみるが、レトルトっぽいような感じもするが深みのある味わいで、普通においしい。
次にトンカツを食べてみるが、福井では名物のソースカツ丼が評判の店では「カツカレー」のトンカツもソースに浸してあるケースもあるが、「ふくしん」ではソース類に浸されておらず、掛けられてもいない。
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衣に味がついていることもなくただのトンカツだったから、カレーを絡めて食べろということだろう。
スジのない上質な豚肉で、厚さも薄めなのでスプーンで押さえ付けてみたら簡単に切れた。
これは食べやすいな。
(ソース)カツ丼と同様キメの細かいパン粉で揚げられているが、(ソース)カツ丼のトンカツほどこってりしておらずライトな味わいで、ひょっとしたらカツカレーのトンカツはラードではなく植物油で揚げているのかも知れないが、このライトなトンカツがカレーにはピッタリで旨い。
カレーに柴漬けには違和感を感じつつも最後の1口まで食べ進んだ。
名物の「(ソース)カツ丼」ほどのボリュームはなく、余裕で完食。
食べてみなければ分からないので、たまには名物ではないメニューを食べてみるのもいいもんである。
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