日曜、朝のうちは部屋でTVを見ていたが、昼前に出掛けることに――そう、“気の緩み”ってやつ。
しかも、バイクに跨がる……昨今、バイクは乗るのは勿論、保有する事さえ、自粛警察から「自粛しろ」と言われるけしからん行為らしいのだが(面倒くさい世の中だぜ)……そこはまぁ、“気の緩み”だから。
バイクだからひとりだし、他者との距離は取れてるし、ヘルメットの下にはマスクもつけているけれど、ダメなものはダメなんだろうな……ほんと、最近の「三密」ってやつは、多摩川河川敷や江ノ島海岸をも「密です」と言うので訳ワカラン。
まぁ、あれだ、部屋を密閉して閉じこもっていなきゃダメなんだろ。
今日は、磯子で昼飯にして、幸浦のナップスに行く。
CBRのカウルを補修しようと思っていて、その為の買い出し。
尚、明日もクルマでお出かけだ、ゆるゆる。
帰宅後、今日は名作鑑賞。
「スタンド・バイ・ミー」を観た。
これは、スティーブン・キングの短編小説「THE BODY」を脚色、ロブ・ライナー監督が映画化したもの。
作家、ゴーディ・ラチャンスは、弁護士のクリス・チャンバースが刺殺される、と言うニュースに、少年時代の事を思い出す……小さな町、キャッスルロックで育ったゴーディは、12歳の頃、親友だったクリス、同世代の友人、テディとバーンと共に、数日前から行方不明となっている少年が、森の奥で列車に撥ねられて死んだ、と言うウワサ話を聞いて、死体探しに出掛けるのだが……
この映画、実はこれまで観た事がなく、今回、初めて鑑賞。
12歳と言う、子供と大人の境にある夏の終わりの冒険は、ゴーディとクリスの人生を変えるものとなって行く……と言う物語は、郷愁を誘うだけでなく、人生や友情について考えさせられる深いもので、これが名作とされるのも納得。
時の流れの中で、生活や友人関係も変わり、親友もふとしたきっかけで疎遠になってしまう事もある……でも、あの少年の日、結ばれた友情は生涯変わる事はないし、あんな友はもう出来ない……そんな、過ぎ去った時の重さを感じさせる映画だった。
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