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2020年05月18日07:49

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福井(駅前)B級グルメ、閉店日が判明した老舗のスパゲティ&ピラフ専門店「イタリア」再訪、イタリアンソースの「イタリアン(スパゲティ)」(5/2)

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新型コロナウイルス感染症拡大緊急事態宣言下で不要不急の外出は自粛を要請されていた今年のゴールデンウィークは計画していた旅行も取り辞め、福井の自宅に引きこもっているしかなく暇だった。

ただ、「不要」ではない日常生活に必要な物資の買い物と食事くらいはお店にも行く。

5月2日土曜日は急に暑くなり、福井は最高気温30.1℃まで上がり昼間は暑かったが、夕方から乾いた爽やかな風が吹いてきて涼しくなってきた。

休みなのにどこへも行けず暇で退屈していたので、散歩を兼ねてマスクを着けて25分ほど歩いてGW入りした福井駅の様子を見に行った。
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例年なら帰省客や観光客でごった返すはずの福井駅は自粛要請の影響で休業している店も多く、人はほとんどいなかった。

新型コロナウイルス感染症の急拡大で3月31日を最後に一切飲みに出なくなったこともあり、駅前へ行くのも久しぶりだった。
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自宅から福井駅東口(裏口)を越えて西口(表口)駅前には、気になる店がある。

それは、2023年春の北陸新幹線敦賀延伸開業に備えて再開発事業が計画されている福井駅前A街区は、今年の夏頃には取り壊しが始まる予定となっており、そこにあるユアーズホテルフクイ地下に入居している昭和46年創業の老舗のスパゲッティ・ピラフ専門店「イタリア」である。

前回3月に訪問したときには、いつ退去を求められるのかまだ通知は受けていないとのことだった。
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その後、「イタリア」が入居しているユアーズホテルフクイ自体は5月末をもって営業を休止することが決まり、再開発ビル完成後に外資経営のコート・バイ・マリオット福井として再出発することが決まっており、「イタリア」が創業50年目を迎える8月15日までこのまま営業を継続できるのか微妙で、非常に気になっていたのだ。

「5月末閉店のお知らせ」など掲示されていないだろうか非常にハラハラしながら地下に降りていくと前回同様普通に営業しており、とりあえずホッとした(写真1)。

ただ、このmixi日記の最後に書くが、閉店日は決まったようで閉店予定のお知らせは掲示されていた。

これまで「イタリア」には5回訪問しているが、「イタリアンソース」のメニューは食べたことがないので、今回は「ポークとエビ入り、イタリアンソース」という「イタリアン(スパゲッティ)」を注文(写真2・3)。

ポークと小エビをソフト麺みたいな柔らかい麺と共に鉄板で炒め、たまねぎが入ったイタリアンソースを掛けてパルメザンチーズを散らしてある。
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これまでに何度か食べたことのある「トマトソース」のメニューよりも甘みのあるソースで、深みのある味わいでこれも旨い。
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「トマトソース」と「イタリアンソース」の違いについて、これまで何も知らなかったが、よく見りゃメニューに説明されていた。
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この豚バラ肉が食べ応えがありおいしい。
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プリッとした小エビの食感も良く旨い。
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味はスパゲッティなのだが、感覚としてはボリューム感のある焼きそば感覚に近い。
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最後の1口は豚肉と共にいただく。
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量は大したことないのだが、豚肉の食べ応えがあるので完食すれば満足感もある。
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これが6回目の訪問だが、店主は自分の大学の大先輩であることが判明し親近感を抱いてくれ、新参者なのにすっかり常連扱いしてくれるようになっており、親父さんが「ごちそうするからコーヒーも飲んでいけ」と言う。
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ありがたくコーヒーをいただきながら、閉店については8月末とのことで、創業50年目を迎える8月15日もこのままここで迎えることができることが確定してホントに良かったなどとお話しした。
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さらに、親父さんもすでに70代だから退去と同時に廃業してしまうのではないかと勝手に心配していたが、契約がまだだから今の時点では確定的なことは言えないとのことだが、すでに移転先もほぼ内定しているようで、貴重な「イタリア」オリジナルのソースは場所は変われど9月以降も楽しめるようである。

できれば昭和の時代のままの現在の店舗で営業を継続できればいちばんだが、再開発により退去せざるを得ないことはやむを得ないと思っていた中で、創業50年目を迎えるまでは退去せずに済むことが確定したことと、移転して営業を継続する意欲があって物件のメドも立っていることはベストの選択である。

今回、親父さんの落胆した顔は見たくないと非常にハラハラしながら来てみたが、朗報にありつけて安心したのであった。
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