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2020年04月22日19:55

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無言歌は続く

 鍼治療に行ったら血圧だと言われた母 それじゃといふことでかかりつけ医に 血圧じゃないと云ふ 母が云ふには 寒くて外に出ないでなおかつマスクを久しぶりにミシンで作ったので 前屈みの姿勢が多かったので多分その所為だろうと自己分析 かかりつけ医は用心に検査をしておきましょうと云って MRI検査を組んでくれたが ついでに きたので薬も持っていきましょうと云ふことで どうも母の自己分析で済みそうだ

 今宵の音楽は パラディアンズ/悪魔のトリル SACDハイブリッド
 パラディアン・アンサンブル改めパラディアンズ
 イタリア・バロックの巨匠タルティーニの「悪魔のトリル」他
 ・タルティーニ:ソナタ ト短調Op.1-4『悪魔のトリル』
 ・タルティーニ:ソナタ ト短調Op.1-10『捨てられしディドーネ
 ・タルティーニ:ソナタ ホ短調Op.1-5
 ・タルティーニ:ソナタ イ長調Op.1-13『パストラーレ』
 ・タルティーニ:グラーヴェ 二短調
 ・ヴェラチーニ:ソナタ イ長調Op.1-7
 パラディアンズ
  ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)
  ザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  シラス・スタンデイジ(チェンバロ)
  ウィリアム・カーター(アーチリュート&バロック・ギター)
 昔からこの曲は好きで聴くことが多かった ちょっと理屈っぽい演奏かな

 今宵二枚目の音楽は 魂のアリア
 1.歌劇「ナクソス島のアリアドネ」〜先生、お許しください。
 私の考えはすっかり変わりました
 2.歌劇「セメレ」〜おお眠りよ、なぜ私から去るの?
 3.歌劇「夢遊病の女」〜ああ!花よ、
 お前がこんなに早くしぼんでしまったのを見るなんて信じられないわ
 4.歌劇「レーモン、または女王の秘密」序曲
 5.歌劇「ミニョン」〜あたしは金髪のティターニア
 6.歌劇「カプリッチョ」〜明日のお昼の11時に!
 7.「アルルの女」第1組曲〜アダージェット
 8.歌劇「オテロ」〜柳の歌「寂しい荒野に歌いながら泣く」
 9.歌劇「オテロ」〜アヴェ・マリア「み恵み溢るる聖母マリアよ」
 10.管弦楽のための5つの小品 作品16〜第3曲「色彩」
 11.歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」
 〜ああ!神は過度な真理によって我らを惑わす
 「天上の輝きを思わせる声」「現在もっとも知的で 多彩な声のリリック・ソプラノ」 透明感のある声 多彩な表現力 ドイツのソプラノ歌手クリスティーネ・シェーファー

 今日はカントの生まれた日だ いくつか書いておこう

 理論なき経験は得るものがない そして 経験なき理論は知的遊戯に過ぎない

 子供を言うことをきかなければ罰し 良い子にしていれば報酬を与えていると その子はただ報酬のために正しく行動するようになる そして社会に出て 善行が必ずしも報われず 不正が必ずしも罰せられないと知ると その社会に順応しようとする つまり 正しい行動を取るか 間違った行動を取るかを 自らの利益で決めるようになる

 民主主義とは すべからく独裁である それは政府に対し 世論に反した行動を取る力を与えている さらに 意見の違う個人に反した決定を下すことができる 全体の意志は全員の意志ではないのだ 民主主義は自由と矛盾している さらに言えば自由とは真逆だ 

 もし虫けらのように振る舞うのならば 踏み付けられても文句を言ってはならない

 最後のが結構好きだね 海岸で戯れる人や暇つぶしで街を歩く人らは 公務執行妨害で逮捕されても文句は言わぬことだ

 今日の午後は歯医者さん 読みさして久しく積んであった漱石の「門」をポケットに入れてお出かけ 治療の合間合間に読む 後半 主人公が禅寺に入ったところ 何度読んでも心に響く この本を読むとこの文章が出てくる

  父母未生以前本来の面目とは何だか それを一つ考えてみたら善かろう 

 と寺の老師が宗介に向かって云ふ言葉である 私もしばしばこれに想いを馳せるが分からん 

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