新型コロナウイルスは、ヨーロッパとアメリカに感染が拡大している一方、発祥地である中国や隣国の韓国は、感染者の増加が一段落して、日々の新たな発症者がかなり減っています。だが、日本はまだ急激に感染患者が増加したことがありません。
ヨーロッパの感染拡大が始まったのは日本や韓国よりも3週間ぐらい遅れての3月上旬からでした。死者急増の始まりはイタリアが3月8日、アメリカは3月15日頃からです。中国・日本・韓国を目の当たりにしているのだから対策をとる時間は長かったわけです。
だが、アメリカやヨーロッパ諸国の政府機関はあまり対策を公表しなかった為、人々の危機感がほとんどなかったのです。実際に感染が急激に拡大するとパニックが広がり、イタリアなど病院が日本よりはるかに少ないのでパンクしてしまいました。
その為、イタリアからドイツ・フランス・スペインなど他の国に感染が急拡大してしまい、手遅れ状態になってしまいました。中国での閉鎖政策を見ていたのに今頃になって行なっても遅いのです。また、日本のように政府に従う方が多々いるのですから良いのですが、ドイツでは若者がコロナパーティを行なっていると言う。日本でやったら村八分です。
何処の国も経済を優先して国境を封鎖しなかった為、感染の拡大を防ぐ好機が逃してしまいました。韓国では新天地教会の惨事があり大邱市で再び感染者が急増して非常事態になりました。だが、韓国のこの日の感染者の増加は100人ほどでした。
だが、同じ日、欧米での感染者の増加はケタ違いです。日本は、この日の感染者の増加は64人でとても少ないのです。日本は、感染が疑われる人に対してできるだけ検査をしないことで感染を隠蔽し、感染者の統計をアンダーコントロールしていたのも事実かもしれませんが、不正をしても、欧米諸国のように何千人も死んでいたら隠しきれないでしょう。
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