クラシックスタイルを追う

一部の5500系に魔改造を施し、赤胴車最後の砦である武庫川線へ投入することを公にした阪神。（すでに5513Fが魔改造を受け、尼崎車庫で待機中） 今武庫川線で活躍しているラスト赤胴4編成の頭上に、死兆星が輝くこととなりました。長年武庫川線では見慣れた赤胴車同士の離合も、いよいよ昔話となってしまう日が近づいてきたのです。


武庫川線へ送り込み回送中の、7868F。武庫川駅に渡線がないため、送り込む際は一旦甲子園まで走行しターンする必要があり、尼崎→甲子園→武庫川という回りくどい方法で送り込まれていますｗ　何はともあれ、本線上を赤胴車が突っ走る貴重な機会です。


ラスト赤胴その1、7868F。7890形と共に、阪神最後の赤胴車形式である7861・7961形の一人。ちなみに7861・7961形は、阪神に残っている最後の片引き戸車両でもあります。


ラスト赤胴その2、7864F。7868Fと同じく、7861・7961形の一人。夕闇迫る中、終点の武庫川を目指します。


ラスト赤胴その3、7866F。7861・7961形の一人。松の隙間から木漏れる朝日を受けて、武庫川沿いをのんびり行く赤胴車。


ラスト赤胴その4、7890F。武庫川線の4編成で唯一の異形式、7890形。外見最大の特徴は、両開き戸と前パンです。最後の片引き戸車である7861・7961形に注目が集まりがちですが、オンリーワン要素を多分に含んでいる7890Fのほうが、みりんさん的にはグッとくるものがあります。


　あとは7864Fをもう少し撮影したいかな…って感じです。


〜おまけ〜
思っていた以上に難易度が高く、最近諦め気味だったとあるシチュエーション。やっぱりそういうものは、忘れたころにやってくるようでして。



！？

でたああああ！ しかも黄色直特幕じゃないですかぁ。これは当然、順方向でしっかりと狙うのが礼儀ですよね？ よね？


阪神伝統のこの顔も、加古川を渡るようになったんだなぁ…と思うと感慨も一塩。無事、ミッションクリアでございます。