荻窪で、TRPGの集まりがあったのでマスターをしてきた。
「蓬莱学園の冒険!!」の30周年イベントの一環として行われている蓬莱学園の冒険!!RPGのみのコンベンション。
私はその昔、蓬莱学園TRPGの改訂版を作ったので、改訂版のマスターを。
シナリオは、その改訂版が出来たばかりの1995年の夏のTRPGコンペンション用に作られたシナリオ「ガス部員第1号」ってやつ。
で、早起きして荻窪へ。
荻窪は久しぶりだったので懐かしい(毎週ゲムルに行っていたころは阿佐ヶ谷や荻窪からバスで行くことも多かったので)。駅前のSPEEDガストが、「から好し」という唐揚げ定食専門店に変わっていたので昼食をそこで食べたら、わりと美味かった。でも、ここもすかいらーくグループの店だと知る。へえ〜。
と、それはともかく……。
この日はGMの一人が欠席したりして、卓が予定通りに立つか心配されたりしたのだが、三卓が立って無事にプレイ開始。
改訂版卓はPLが三人でプレイ。少ない方が関係が少なくて済むから、プレイ時間が短縮される。あと一人多いと、格段にプレイ時間が増えるので。
まずはルールブックの授業中にPC間の関係をつくるシナリオをプレイ。
するとAとBの男女が授業中にメッセージの紙を投げただけであっさりと恋仲になる。
一方、世界お金持ち倶楽部のCは、なぜか恋人双方のライバルになっていた。
だから本編のガス部員第一号のほうは、ABのカップルがメインで事件に挑み、Cがお金で割り込んでくるお邪魔キャラになるのかと思っていたのだが……。
PCたちを頼ってきた女生徒に、Cが一目ぼれ。「助けてあげよう」と恋人の関係を作りかけるが、半ばで判定が止まったタイミングで、その彼女から「その他」の関係作られてしまう。その関係とは「恋人の凶行を阻止してくれる人」。そう、彼女には既に恋人がいたのだ! そう告げられた瞬間、PLさんがショックを受けていたのが実に印象的であった。
ところが、その彼女の願いに熱心に答えたCは、騒動の中心になる彼女の兄、狂的科学研のガス研究者と「金」の力で「親友」になってしまうのだ。シナリオ的にはなりにくいはずで、彼の研究所に爆弾をしかけた犯人(彼女の恋人)のほうから接触していかないとダメなはずだったのだが……。
親友に頼まれて、あっさりと研究室に入れた三人。
親友だから、研究中のガスを試してみろと言われて「ラテン化ガス」をあっさり吸って、ラテン気質になってしまうC。
犯人を説得してスイッチをオフにしてほしいところの、仕掛けられた爆弾を、「金」の力で最高の爆弾処理班と連絡をとって解除してしまうC。
シナリオ的には「爆弾と親友になれば解除できてしまう」のだが、緊張しているのでマイナスのDMがつく。ところがラテン気質になっていたのでCは緊張しないで解除してしまったのである。
と、完全にCが大活躍。それでいいのかっ。
しかも、早々と終わってしまって、なんだか申しわけなかったなあ……。
私は終始楽しくてたまらなかったのだが。
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