mixiユーザー(id:10363401)

2019年10月27日22:21

334 view

瀬戸内国際芸術祭2019ひろがる秋in粟島編 。

瀬戸芸も終盤。
浦島伝説でも有名な三豊市詫間町に属する粟島へ三年ぶりに今日は車で参ります。
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=10363401&id=1956104514


前回同様に臨時駐車場に停めて、無料シャトルバスで須田港まで向い、往復(330円税込×2)で乗船券を購入。
フォト

※はサイト作品説明。
そうそう!
券売機のある須田港待合所でこれまた前回同様に早速、粟島作品があります。
粟島作品ナンバー10山田紗子作「須田港待合所プロジェクト『みなとのロープハウス』」2013年。
キャッチフレーズ「粟島への玄関口の待合所」。
※須田港の定期船の待合所。新たに展示スペースを兼ねた待合所が加わり、新旧2つの待合所のあいだの外部空間を結びつけるように漁業用ロープを張り巡らせた。※
フォト

時間がギリギリなので、ここでは悠長には待てず港サイドへ!
10時45分の便はすでに満席。
フォト フォト
ピストンで帰って来た臨時便で出発です!
フォト



約15分で入港!
フォト フォト
フォト

うーん!
相変わらずの路地裏の商店の雰囲気がたまりません!
フォト

着いたらベトナムのフォー風味のうどんといりこ飯のセットが食べられるとのことで粟島作品ナンバー8に向かったのですが、一便に乗り遅れたためか、すでに60食が一気に完売_| ̄|○
フォト


気を取り直して、とりあえず「ギフトショップにしやま」で「むかし(笑)粟島娘」さんが売るパンを購入。
フォト

カレーパン(240円税込)にしましたが、結構値が張りますね〜。
三豊市の人気店「スピッツベーカリー」が作ったものらしいです。黒いカレーで味は抜群でした。
フォト フォト

さて、本格的なお昼ご飯前に近くの作品をまわりたいと思います。

粟島作品ナンバー9リチャード・ストライトマター・トラン作「ヒキコモリ」2019年。
フォト フォト
キャッチフレーズ「家の外、島の外へ思いを寄せる」。
※海員学校で学び、世界中を航海することを夢見たかつての少年たちと同じように、家の「外」、島の「外」への関心がテーマ。狛犬を模した彫刻を空き家の屋根に設置。その内部に仕込まれた潜望鏡により小屋の中から島外の様子を望める。※
新作。
昭和の引きこもりのコンデションですね〜。外国人なのにすごい再現力。
フォト フォト

粟島作品ナンバー8ディン・Q・レ作「ナイト&デイ(人生は続く)/この家の貴女へ贈る花束/PhoUdon&COFFEE HOUSE」2019年。
フォト

キャッチフレーズ「島内の空き家で、3つのプロジェクトを展開」。
※「監視と不在」は、2台の大型モニターで構成されるヴィデオ・インスタレーション。監視カメラを用いた空き家の映像で、住む人を失った空っぽな家の存在を克明に映し出す。加えて、ベトナムの紡績工場で廃棄される端切れを再利用した巨大ラグを島民との共同制作で完成させ、作家の提案する食プロジェクトの会場「PHOUDON & COFFEE HOUSE」で展示する。※
新作。
「監視と不在」は見えてはならないものが映りそう・・・。
端切れを利用したやつは、ベトナムフォーうどんの時と帰りに寄ったんですが、古民家の神棚や床の間に溶け込んだカラフルさが目を引きました。
フォト フォト
フォト フォト
昔ながらのお風呂場や石庭もいい味出してます。
フォト フォト   

一休みがてら昼ごはんにて、ル・ポール粟島に向かいます。
すでに満席で15分待ち。
フォト

券売機で特選・海鮮丼(1200円税込)とオリーブ豚のメンチカツ(150円税込)を食べましたが、クオリティがいまいちでしたね!
フォト フォト

作品に戻ります。

粟島作品ナンバー4「粟島芸術家村」2019年。
フォト フォト
マユール ワイェダ作「始まりの洞窟」。
キャッチフレーズ「壁画はワルリー族の文化や物語、生活」。
※インドの少数民族ワルリー族は泥と藁でつくった家壁に米で壁画を描く。ワルリー3兄弟が洞窟をつくり、古代伝承の民族画を壁に描く。※
圧巻の壁画と化石・・・洞窟に迷い込んだようです。
フォト フォト
フォト フォト
大小島 真木作「生命のスープ」。
キャッチフレーズ「生命の連鎖を繰り返す海」。
※日本近海で鯨の遺体をたくさんの生き物たちが食べる姿を目の当たりにし、命の循環を実感した作家。その体験から粟島島民と鯨6頭を制作。※
フォト フォト
フォト フォト
フォト フォト
フォト フォト
フォト フォト
後の海洋記念館でもありましたが、とにかくクジラにこだわった作品群です。

漂流郵便局は何と粟島作品から外れてました。
フォト フォト

一気に一番遠い展示作品を求めて反対側の海まで歩きます。
フォト フォト
粟島作品ナンバー5菊池良太、森山泰地、喜多直人、表良樹、今井さつき、代田江理子、嘉春香作「SOKO LABO」2019年。
キャッチフレーズ「過去と未来をつなげる海の中の永遠の時間」。
※海底から広がる世界への想像力をテーマに作品を発表。《Re-ing A》、海洋探査船TARAと連動する展示もある。※
フォト

こちらは作品というか海が美しかったです。

粟島作品ナンバー7ムニール・ファトゥミ作「過ぎ去った子供達の歌」2016年。
フォト

キャッチフレーズ「巣立っていった子供たちを表現」。
※廃校の校庭の隅に残された空を指す児童の銅像。それを校庭の中心に移し、校内にも作品を設置。校歌やチャイム音なども含めたインスタレーション。※
フォト フォト
フォト フォト
旧・粟島小学校では前回と同じく残った校舎で作品が息づいてました。
懐かしさを感じる空間ですね!
フォト フォト

すぐ近くの旧・粟島幼稚園にて・・・
フォト

粟島作品ナンバー6エステル・ストッカー作「思考の輪郭」2016年。
キャッチフレーズ「未来的な空間が子供たちの遊び場に」。
※旧粟島幼稚園でのインスタレーション。中庭へのトンネルを白く塗り、うねりのある黒線で空間を構成。楽しむ子供たちの姿はかつての幼稚園のにぎわいを想起させる。※
JR宇野駅の作品と同じ作家さんですね!
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971403582&owner_id=10363401
フォト

やはり黒と白のラインに分けられた部屋がありました。
フォト フォト
フォト フォト

6年前の開催ではガラス板の作品展示をしていた古民家がゲストハウスになっていました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=10363401&id=1913822419
フォト フォト
黒猫〜。
フォト

おぉ!
瀬戸芸の象徴的作品「そらあみ」を作っている場面に遭遇。
フォト

海の廃棄物でカラフルになった船長小屋(笑)
フォト


さあ、メインの海洋記念館にて粟島作品ナンバー1、3、5の総ざらい。
フォト フォト
粟島作品ナンバー1日比野克彦作「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」2010年。
キャッチフレーズ「陸とつながる海底を想像して地球を想う」。
※プロジェクトの拠点《ソコソコ想像所》では、海底から引き揚げられたものを見て、海の中に思いを巡らせることができる。もう一つの拠点《一昨日丸》は、海の遺物が展示される海に浮かぶ美術館。《Re-ing A》は沈没船から引き揚げたレンガで制作した作品。※
前回から少し展示が変わっている様子。元生徒だった方の話も聞けます。
フォト フォト
フォト フォト
夏に見た北浜アリーにあった作品も展示されてました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972316056&owner_id=10363401
フォト

こちらの作品もどこかで見た気がするなぁ・・・。
フォト フォト
粟島作品ナンバー3TARA作「TARA」2019年。
キャッチフレーズ「タラ号を疑似体験し海洋への理解を深める」。
※タラ号は「気候変動や海洋汚染の、生態系への影響を調査し共有する」科学探査船。世界の海を船員、科学者、そしてアーティストとともに航海している。その活動記録や、タラ号乗船アーティストの作品を観賞し、疑似体験する。※
新作。
ペットボトルに代表されるごみの漂着物の作品が目立つ空間でした。
フォト フォト
フォト フォト
フォト フォト
フォト フォト

最後に粟島作品ナンバー2日比野克彦作「種は船プロジェクト」2019年。
キャッチフレーズ「陸とつながる海底を想像して地球を想う」。
※《種は船プロジェクト》は、種は「人やもの、地域をつなぐ“船”のよう」という発想で造船された「TANeFUNe」で粟島の海岸線を調査する。※
新作。
実際に乗って出航することができます。
フォト


そんなこんなで粟島総括!

作品は三年前に比べてコンパクトにまとまってましたが、スケールダウン+作品の境界線が分かりにくかった印象でした。
フォト フォト
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年10月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031