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2019年07月20日17:54

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瀬戸内国際芸術祭2019あつまる夏in北浜の小さな香川ギャラリー編。

梅雨も明けぬまま昨日の7月19日より夏会期が始まりました。


今日は高松駅から10分の場所にある北浜alleyが夏会期で作品の会場になっているとの事でJRで久々に高松駅まで向かいます。
着いてみると駅北側は現在更地になってます。
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さあ、駅からゆっくりと徒歩にて北に向かいます。
道中、警戒心のないハトや高松城月見櫓を横目に・・・
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来ました!北浜エリア。
錆びたトタンの壁の風合が海沿いの施設感を醸し出してます。
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北浜alleyは古くからの港町北浜地区にあった昭和初期建設の古い倉庫街を再生活用して新たにオープンした商業複合施設でアリーとは路地裏を意味しています。
おっと!作品を示す瀬戸芸幟を発見!
展示されている作品は北浜の小さな香川ギャラリーと銘打ち、海や工芸品、特産品といった「瀬戸内の資源」に焦点を当て、6組のアーティストが制作に関わってます。
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では、いよいよ夏開催の作品巡り始動です。(このエリアは、もちろんすべて新作となります。)
※はサイトの作品紹介
高松エリア作品ナンバー6西堀隆史作「うちわの骨の広場」2019年。
キャッチフレーズは「6000枚のうちわの骨による瀬戸内海の表情」。
※丸亀市で職人の手によって丁寧につくられる「丸亀うちわ」。作家はうちわの骨・約6000枚を用いて、一見穏やかに見える瀬戸内海の場所ごとに異なる潮の流れやそれによって生まれる様々な表情を意識した空間作品を展開する。※
うわぁ!目が回るぅ(笑)
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うちわの骨がこんなにも海流や藁の庇のような風情に変わるのは不思議ですね!
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さらに路地の路地に入ると・・・
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高松エリア作品ナンバー7KOSUGE1-16作「LEFTOVERS」2019年。
キャッチフレーズ「いつか何かに使えるかもしれない、ぼんやりしたもの同士が新たにつながる」。
※タイトルの意味は「また後で食べたりする残り物」。作家は庵治石の工房に山積みになった破片、建物同士の隙間など、いつか何かに使えるかもしれないと放置されたぼんやりとした存在に注目。それらをつなげ、関係性を生み出す試みとして路地空間に庵治石のシャンデリアを展開する。※
お店とお店の間の路地にあるのが、残り物には福があるように逆に稀有で神秘的でした。
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次は施設内にある全国的にも珍しいキッシュの専門店「206 TSU MA MU」二階にお邪魔します。
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高松エリア作品ナンバー8「香川漆芸」2019年。
キャッチフレーズ「伝統工芸の魅力に迫る」。
※「香川漆芸」は、国内屈指の5名の人間国宝を輩出する、香川が世界に誇る伝統工芸だ。色漆をふんだんに用いた鮮やかな彩色と繊細な彫りの技術が際立つ香川漆芸は、蒟醤 、存清、彫漆など独自の技法から生み出される。今回は、山下義人(漆芸作家/人間国宝)監修のもと、その魅力にせまる。※
漆芸はもとより地元の工芸品がてんこ盛りで今後の企画展でまた訪れることになる「香川県立ミュージアム」の分館となっています。
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続いて高松エリア作品ナンバー9石原秀則作「うどん湯切りロボット」2019年。
キャッチフレーズ「ロボットに教わる、うどんの正しい湯切りの仕方」。
※先端技術と「讃岐うどん」が出会って生まれた「うどん湯切りロボット」は、「讃岐うどん」をおいしく食べるためのパフォーマンスの伝道師。誤りがちだという、うどんの温め方からゆで方、食べ方をロボットから教わるという未知の体験を提供する。※
くじが当たったらその湯切りしたうどんが食べられたんですが、残念ながらハズレでした。
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うどんも食いそびれたことだし、一階のカフェで一服とまいりましょうか!
さあ、どのキッシュにしようか?
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グリーンカレーとホタテのアヒージョ風キッシュ(各660円税込)をチョイス。さらにイタリアの濃厚フルーツジュース「yoga」の洋ナシ(400円税込)を贅沢に堪能しました。
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2つの作品がある大運ビル二階へ移動します。
高松エリア作品ナンバー10ニコラ・フロック作「Watercolors」2019年。
キャッチフレーズ「多角的な視点で瀬戸内海をとらえる」。
※作家は世界中の海に潜り、漁礁など「人の手が加わることで豊かに保たれている海」の姿に感銘を受け、綿密なリサーチに基づく作品を発表してきた。本作では写真作品を軸に、世界の海と比較しながら、瀬戸内海を多角的な視点でとらえる。※
窓の色は瀬戸内海と太平洋を表しているそうです。
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そして中央にあるのは魚のえさにもなるプランクトンとのこと。
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ばらすと帽子になるのが面白ーい!
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続いて本日最後の高松エリア作品ナンバー11太田泰友×岡薫/香川大学国際希少糖研究教育機構作「Izumoring—cosmos of rare sugar」2019年。
キャッチフレーズ「希少糖に秘められた宇宙観にブックアートを介してふれる」。
※香川大学が世界に先駆けて研究している希少糖。カロリーがほぼ0の食品として注目を集めるほか、農業や土木・医療など多方面での活躍が期待される。その存在と研究秘話に太田泰友のブックアートと岡薫のディレクションによる最新3D音響技術が施される。※
スリッパで入りますが、砂のような粒粒が入ります(笑)砂糖のタワーのような造形の作品には本が挟んであって、希少糖の内容を書いた中を読むことが可能です。
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奥には3D的なエリアがありました。
雰囲気からは春会期の沙弥島にあった塩の作品を思い出す作品でした。
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これで、早くも高松エリアのスタンプがほぼ埋まってきました。
この他、夏もプールやイベント、美術館でも楽しんでいきたいと思います。
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お昼ご飯はキッシュで贅沢にパーと使ったし、腹持ちもいいようなのでファイル192の釜あげうどん岡じま丸亀店に続き・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946217414&owner_id=10363401
高松城周辺にある高松店でリーズナブルな昼うどんとしたいと思います。
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赤い服はキャイーンのうど鈴木のサイン?地元テレビのアナウンサーのサイン色紙も多いですね〜。
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今日は蒸し暑いので看板メニューの釜あげうどんは無理ですな・・・。
やはり近年の暑い日のスタンダードは冷かけでしょう!小(220円税込)でいただき、ちくわ天(100円税込)も付けましょうかね〜。
うーん!やっぱり安くて速くて美味い讃岐うどんはランチの最高の友です。ご馳走様でした。
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帰りはJRに乗らず、高松城から程近い、石垣も見えることでん築港駅から・・・
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途中、瓦町で乗り換えて電車内でウトウト気持ちの良い帰路に就きました。
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