シリーズ一作目で、愛犬を殺したイタリアンマフィアを壊滅させて、二作目では自宅を破壊したロシアンマフィアを壊滅させた伝説の殺し屋が、今回は自身が属している組織から命を狙われてしまう…、というストーリー。
シリーズ中でアクションが最も派手で面白い!
銃やナイフ、刀を使った格闘シーンはもちろん、馬に乗ったジョンとバイクに乗った敵がNYの街中で繰り広げるマンチェイスのシーンなど、見どころが満載。
アクションが派手になった分だけ、グロテスクな描写が増えているので、その手の描写が苦手な人には注意が必要かもしれませんが。
個人的にお気に入りなところ。
ハル・ベリーが演じる初登場のキャラクターと彼女の愛犬達が、敵と戦うシーンがとてもカッコいいのです。
警察犬が犯人の手にに食いついて、その隙に警官が犯人を逮捕するシーンは、ニュースなどで見たことがあると思います。
それを、とても過激にしたような演出。
飛び交う銃弾を物ともせず、犬達が敵の股間をめがけて飛びかかるシーンは、見ていて思わず内股になった…。
愛犬家を怒らせると、とても怖い事がよくわかる…。
主人公の過去が明かされるところもあって、シリーズのファンなら見逃せない。
登場するキャラクターも、なかなか魅力的です。
主人公のファンだという東洋系の二人組の殺し屋が、キレッキレのアクションで凄い!
殺伐とした殺し合いなのに、主人公と殺し屋の掛け合いを見ていると、友達同士がじゃれあっているような…w、ユーモラスでなんだか笑えました。
今回の最強の敵となる日本人(?)の殺し屋との対決シーンは、ブルース・リーの有名な作品のリスペクトかな?
続編が待ち遠しい。
面白かったw
ログインしてコメントを確認・投稿する