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2019年09月27日23:55

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ヒビノキ638（9月21日〜9月28日までの１週間／週前半）

2019年９月22日～2019年９月28日までの１週間分の日記です。
この日記は今週の日曜日～水曜日までの週前半の日記です。

■2019／９／22／Sunday
　朝から晩まで「艦これ」やってた。
　ただ、今週水曜がこの難易度の撤退ラインだなあ。

『からかい上手の高木さん②』第13話　「夏祭り」
http://takagi3.me/
「アベック」はノーカン。最終回。
【夏祭り】　前回、高木さんと夏祭りへ行くと約束した西片。
約束どおりに一緒に夏祭りへ――。
高木さんが「デート」ともはや否定しない状況に西片はドキドキし……。
アニメオリジナル。はぐれてしまった高木さんと西片が最後に出会い、
西片が「はぐれないように」と彼女を手を自ら握る → ２人で浜辺で線香花火
――の展開は作品のエンディングにふさわしい。
すべてのキャラクターが登場し、最後を飾る。
２人の関係に色々と気を回す木村が、はぐれた２人を引き合わす渾身のフォロー。
真の心のイケメンよ。１期に引き続き、２期もよくまとまっていたし、
シンエイ動画の上品で万人うけする作り方は好感。正統進化ゆえ、
変り映えもとぼしかったけれど、本作の場合はそれでいいんでしょうね。
ここまで２人の関係が煮詰まったならば、もう原作もテレビアニメも、
「友達以上恋人未満」から「恋人」の最終段階を踏む時期なのかも。
まあ、そのときこそ、この作品が幸福な結末をむかえるときだな。

『ヴィンランド・サガ』第11話　「賭け」
https://vinlandsaga.jp/
イエスなどトールのハンマーで一撃。
クヌート王子を攫（さら）い、戦いを求めて行軍を行うトルケルたち。
トルケルたち部隊は、北欧の神々とキリストの威容を比べ合う。
だが、死と隣り合う境遇のトルケルらは、戦いを重んじ、
キリストの威容を一顧だにもしない。
その一行を王子救出にあらわれた、ラグナルの残党部隊が急襲し……。
いわゆる祈祷（play）を体系化／記録化し、生前の現世利益を明確に。
範図を拡大したのがキリスト教。同時にこれは仏教も一緒。
一方、ゲルマン民族の信仰は、現世利益が教義に薄く、
死後の世界で幸福を得る思想。ゆえトルケルやノルマン民族が戦いを重んじ、
死を誉れとするのは当然なのよね。ただ、その思想の根底は、
戦いが隣り合う世界であったから。
いずれは発展していく文明と法の庇護の中で、その来世への信心はうすれていく。
アシェラッドもトルケルも、その時代の黄昏を象徴する最後の徒花。
トルケルからトルフィンたちはクヌートを奪い、混迷の度合いが深まる。

■2018／９／23／Monday
　今週で今期のアニメも大体おわりじゃな。

『コップクラフト』第11話　「TRANSITIONAL CRISES」
http://copcraft.tv/
灯台元くらし。市長候補２人が暗殺され、次期市長はトゥルテの当選が濃厚。
セマーニ排斥デモと、その排斥抵抗のデモが過激化／日常化するなか、
マトバたちは市長候補暗殺の犯人を追う。
この世界の現状にティラナは混乱するばかりで……。
民主主義は「マシ」な方を選ぶシステム。たしかに。
ただ、過激主義のトゥルテが自分は「地球人」ではなく「政治家」が第一。
セマーニへ、反感をもっていたケニーたちが、ティラナと出会い、
反感がやわらいだ説明はすくわれる。展開から見ても黒幕はリーメの妻のマーラ。
ただ、彼女がどうやってゼラーダとつながっているかはわからないな。
地道な捜査＆捜査で超絶地味な展開。だけれど、
その地道な捜査の描写がめっぽうおもしろい。
現在の服務既定における海兵隊の入れ墨の位置の変化とか。
キャミーとジェミーは、その情報から海兵隊の情報を徹夜で調査。
だが、主任（ジマー）は元海兵隊所属。
海兵隊人事局にもコネが。上司の経歴はよく確認せんと。
物語はマトバたちがゼラーダに拉致され次回へ続く。

■2019／９／24／Tuesday
　

　約30年前に自身の創造した「ナイトシティ」っていう巨大都市を、
　降って沸いたビデオゲーム展開のために核爆発／核爆弾で吹っ飛ばす。
　そのアポカリプスを基底に、愛され続けた世界を再建していく作業って、
　超暴力的で我儘で、ある意味では作者みょうりにつきるだろうな。
　

　同時にユーザーは、ビデオゲームの前日譚として期待している。
　ただ、アメリカ作品がどこかで共通している部分は、世界を移し変えず、
　すべてをひっくるめて「継続」していく部分。テーブルトップゲーム関係なく、
　そのあたりは小説やコミック、映像作品も一緒。『Cyberpunk Red』も例に洩れず。

■2019／９／25／Wednesday
　新宿西口、31日から「西口方面通路」開通するらしいけれど、
　これ本当に開通するのかしら？　
　今年、臨時とはいえ、各線の乗り換え口をガラっと変更した日本の建築技術の、
　力技には感心したけど、地上も地下もどこかで工事してるよなあ。構内。

『キャロル＆チューズデイ』第23話　「Don't Stop Believin'」
http://carolandtuesday.com/
予想どおりの展開。とはいえこの予想はだれでもできる。
グラミーの新人賞発表と同時にアンジェラが倒れ心配なキャロチュー。
そんななかで「表現規制」をめぐり、スキップが逮捕・投獄されてしまう。
キャロチューは、この「抑圧」の状況に火星のシンガーを一同に集め、
ゲリラライブを開催したいと計画し……。
どっかの国のどっちの庁が、精査せずいっしょくたに「表現規制」の片棒を担ぐ。
その規制が「自身にいつ跳ね返えるか？」
わからん中で賛同する輩が存在する。まことに時流をくんだ展開になったよな。
「奇跡は起きる」ではなく「起すもの」。
キャロチューの計画にアーティストたちが続々と賛同するなか、
物語自体も総仕上げへと踏み出す。最後はスペンサーの説得にヴァレリーが罪を認め
（最後の曲のタイトルは“MOTHER”ですしね）、ジェリーが失脚。
全員が「融和」を歌い終了になりそう。
アンジェラの病室へとあらわれたタオは、
最後の最後で彼女の白馬の王子になったな。

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