「海」ではなく「梅」の旅　前編

　8月26日は、ちょっと早起きしてお出かけしてきました。
中央線に乗って西方面へ、

立川で青梅線に乗り換えます、最近は「東京アドベンチャーライン」なんて愛称がつけられたのですね。

青梅止まりの列車だったので、終点の奥多摩行きに乗り継ぎます。最近は東京都江東区にある「青海」駅と間違えて来てしまう人が増えているという話を聞くのですが、本当なのでしょうか？
これまでは市街地の中を走ってきましたが、車窓から見える風景が一気に山と緑に変わっていきます。
ひときわ高い橋を渡った直後に止まった、
軍畑駅で降りました。
扉が開くと最初に見える風景、


ここは東京都内ですよ！

無人駅ですが、登山口やハイキングコースなどがあるので、下車した人は結構いました。
駅前は小さいのですが、車を止めたり転回したりできる程度のスペースがあります。

駅前から都道や国道の方に出られる道路がありますが、かなり急な下り坂になっています。
私は下り坂が苦手な身体なので、線路沿いに青梅方面へと戻る方向に伸びている細い道を行く事にしましょう。


すぐ踏切に出ました、先ほど通った橋も見えますが高さは感じられません。

遮断機の無い踏切です、深い緑の中で赤く点滅する警報灯とオレンジ帯の車両が映えますね。

ゆるやかに曲がりながら下る道を進んでいくと、少し広い道に出ました。
ここで振り返ると、先ほどの橋が！あれが今回の主な目的である、青梅線の奥沢橋梁です。

道路を歩いて近づきます、
下から見上げると迫力がありますねえ。
道路のすぐ横は深い谷になっていて、谷底を平溝川が流れています。

その谷の斜面に立って、橋げたを支えている橋脚。鋼材を組み合わせて作られていて、無骨で力強い印象を受けます。


橋の下をくぐって反対側からの眺め。トレッスル橋という形式の橋で、解体されてしまいましたが余部の鉄橋などが代表的ですね。
しかし、2本の橋脚を入れて全体をスッキリと撮影できる場所が見つかりません・・・
やがて下り列車がやってきました。車両が走っているところを見上げると、高さがより強調される気がします。

その少し後に上り列車も来ました。
気付けばもう1時間以上も橋を眺め回していました、来た時とは違うルートで駅に戻りましょう。
なかなか良い状態のホーロー看板ですよ♪
んで、駅を出た時に下りるのをあきらめた、急な坂道の前まで来ました。
上る方なら何とかなるかな？と思って歩き始めたのですが、これはかなりキツいし転げ落ちそうで怖いッス！しかし今さら引き返す事もできず、少しずつ進んで駅が見えた時にはホッとしました。
駅でひと休みしてから、やってきた下り列車に乗り込みます。

つづく・・・
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973022379&owner_id=1113640