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2019年01月31日19:30

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茜屋時間 新年その295回

 柿の剪定もその後も終わり 家のリホームの代金も支払い とりあえずホッとしたので 温泉に行こう と母が言うので 一時間ちょっとのプチ温泉旅 一時間近く入っていたが 男は三人 女性は二人だったと云ふ 今日は空いていて気持ちよかった

 今宵の音楽は フィエルスタート/グリーグ作品集
 グリーグ:1. 劇音楽《ペール・ギュント》 作品23:抜粋(全10曲)
      2. ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
 クリフォード・カーゾン(ピアノ(2))
 ロンドン交響楽団、指揮:エイヴィン・フィエルスタート
 録音:1958年2月(1)、1959年6月(2) 北欧の大作曲家グリーグの代表的な作品集 歌声がないのが残念

 茜屋に行って とりあえずN君にあげる野菜を置いて本屋へ向かう エレベータが止まって扉が開くと モデルのような人がいた 背が高くて細身で髪が長く とても綺麗な人だった コートに包まれていたのできている服は分からず この街にもこんな女性がいるのか と驚いて本屋に向かふ レコードに関する雑誌と 世界 現代農業を購入 帰りにブックオフで五冊 山本周五郎の文庫二冊 ちょっと古い字の小さな文庫 今の文庫は字が大きくて好きではない 文庫は小さいのだから 字も小さくて結構 今読んでいる旺文社文庫の「次郎物語」 中 今日中に読めば終わるが 一段と小さい字で好みである それにしてもこの本 子供の読み物ではないと思う 

 茜屋には先客があるようだが 奥のボックス席のようだ タバコの煙が見える 静かだ 男二人かな ボックス席を一人で使うなんて贅沢だが 私ならしない 一人はカウンターでいいさ 相変わらず奥から2番目の席に着座 今月初めてこの席に座る 今月は大概先客があったので 奥から2番目の席には座れなかった 一月ぶりか ゆっくり埼玉新聞を手に取り読む 明らかに違う一般紙との差 これが面白い やがて出てきた一杯の珈琲 香り豊かに漂い 先ほど見た美人さんの瞳のように漆黒の色合い 猫舌なのでしばらく新聞を読み やがて至福のときが訪れる ビターなチョコとの相性は抜群だ 口の中で融解されていくのは心地よし
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