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2019年01月09日14:18

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V4への道険し

今回の長野、西武に補償で移籍となった内海と
両者に共通するのは巨人生え抜きのドラ1の指導者として期待されるベテランの
国内FA権保有者という点である

つまり、「一回獲ってもまた戻るかも知れませんよ」
というリスクを楯に

「獲れるもんなら、獲ってみろ」
と少し賭けに出ていた部分はあったのかも知れない
実際、脇谷は西武に移籍したのち、巨人に復帰して
現役生活を全うした
FA権を持っている選手が保有したまま移籍するという事は
そういう意味合いが含まれているという事だ。

むしろ、これからの伸び幅が見込まれる若手選手を
プロテクトする、という方針については間違いはない
折角、獲得して育成した選手を他球団に渡すのは
むしろ言語道断であり、長野や内海は「自力で」戻ってこれるわけだから
巨人の顔が失われる、などと表現するのは
逆に大きな過ちである

むしろ巨人が犯した過ちは
他球団の主砲をいとも簡単に引き抜くFA制度を
かなり頻繁に活用している点である。

清原、落合、ペタジーニ
ハウエル、広沢、タフィ・ローズ
村田修、江藤、マルティネス
谷、サブロー、ゲレーロetc…

FA以外も、外人も含めて
いったいどれだけの他球団の主砲を引き抜いてきたというのか
当然、求められる対価はお金だけの問題ではないのだ

選手にも権利があるので
FA行使は問題は無い(ホントはある)が
獲るからには出すものがあって当然だ
それだけの話であろう?

選手だって「帰ろうにも枠がない」というケースだって
当然あり得るわけで、
FA権が何某かの楯になるとは限らないのだ

もしこの方法で巨人復帰が一つの路線として
横行する事にでもなれば
巨人からFA移籍した選手を
(どうせ、帰るんだから)
厚遇する事は無くなるだろうから
指導者としての道筋も狭くなる

野球界全体の構造としては
2軍、3軍、育成と
球団ごとの縦の奥行きを広げていく方が
余程大事であることは言うまでも無いので
指導者の枠は増やしたい筈なのに
なかなか難しいという問題にいずれ直面するだろう

選手を育てて大きくする球団と
選手をひたすら買い漁る球団に
既に二分されている
広島が偉いところは、
金満球団の「草刈り場」でありながら
常勝球団でもある点である。

広島緒方監督「一番いい時期」長野加入でV4へ決意
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5449713
広島緒方孝市監督(50)が今日9日、松田元球団オーナーに新年のあいさつのため、マツダスタジアム内の球団事務所を訪れた。「今年戦う体制、FAの人的補償で(獲得した)長野を含めた中でメンバーがそろった。1人1人がしっかり調整してキャンプに入ってくれると思っている。キャンプからシーズンの戦いに向けて、1日1日しっかりとやっていく。それだけ」。4連覇がかかる5年目のシーズンへ向けて決意表明だ。

新加入の長野からは広島が巨人へ提出した7日に直接「お世話になります。よろしくお願いします」と連絡を受けた。ライバル球団からの加入も、緒方監督と長野はともに佐賀出身で隣町。「実家も近い」という。同じ右の外野手という共通点もある。「彼の野球に取り組み方はいいイメージしかない。今年戦う上で、優勝に向けて、日本一に向けて、彼の力は必要になってくる。本当に期待するところは大きい」と“がばい”期待を寄せる。

広島はFA移籍の丸だけでなく、ベテランの新井が引退、実績と経験のあるエルドレッドに退団した。「実績もあるし、まだ力も十分ある。何より経験も。年齢も今一番いい時期だし、いろんなことを若手に言えると思う」。長野への期待は、数字に表れる貢献度だけではない。

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