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2018年12月12日01:02

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天城山　H30.12.11

昨日は木曽駒ヶ岳を登り終えると、明治亭駒ヶ根本店のソースかつ丼で腹ごしらえをしてから高速道路に乗り、中央自動車道の甲府南ICで降りた後は延々と下道を走らせてここ天城高原ゴルフ場の登山者用駐車場に21時過ぎに辿り着いた訳ですが、余り寝られない儘に7時前になって漸く起き出すと、ゆっくりと身支度を済ませてから天城山へと登り始めました。しかし夜の内は星空が綺麗だったのに、この日は生憎の曇り空で、期待していた富士山の姿を拝する事は無理そうではありました。実は天城山は既に12年前に登っているのですが、今回ここに登ろうと思った理由は、余り大した写真が撮れていなかったので登頂日記を載せられずに居たからなのでした。まあ逆に言えばそれほど魅力的な山ではない事も確かであって、私も2度も登る事になるとは思いもしませんでした。ここの魅力は伊豆の最高峰であるという事だけであって、もしも富士山の眺望が得られなかったとしたら魅力は半減すると思います…否、そう思っていたのに、万二郎岳から天城山の最高峰である万三郎岳へと至り、涸沢経由で周回コースを歩いている内に、その適度な高低差の登山道であるとか、植生や景観、それに野生動物の姿や鳥の囀り等によって徐々に癒されて行くのを感じました。何なんだこの気持の良さは？若しかすると逍遥登山という言葉が一番ぴったりと来る百名山なのかも知れませんね。

07:40　天城高原ゴルフ場登山口
08:25　万二郎岳山頂
09:10　万三郎岳山頂
10:30　（涸沢経由）天城高原ゴルフ場登山口

㊧　万二郎岳山頂から万三郎岳を望む
㊨　天城山の稜線歩き（ヒメシャラ）

㊧　樹林の切れ間から相模湾を望む
㊨　天城山の稜線歩き（ブナ）

㊧　天城山の最高峰、万三郎岳山頂
㊨　涸沢経由の周回コース

今日の夕方からは天候が崩れるとあって、後1日あるもののこのまま帰る事にしました。折角なので伊豆スカイラインを走らせたのですが、その途中の景観も素晴らしいものがありました。次に来る時には是非、富士山の姿を拝みたいものです。

㊧　伊豆スカイライン、巣雲山山頂から天城山を望む
㊨　伊豆スカイライン、西丹那駐車場から隠れ富士を望む

今回は木曽駒ヶ岳と天城山を回ったので走行距離は丁度1000kmとなりました。帰路は新東名高速道路の長泉沼津ICから上がったので、初めて制限速度が110km/hの区間（新静岡IC～森掛川IC間の50.5kmのみ）を走らせました。私は制限速度の+20km/h未満を目安として走らせているので、将来120km/hに引き上げられたら軽自動車だとアクセルをべた踏みしなければならなくなりますね。今回はエアコンの暖房もがんがんと使っていたし、軽快に走らせていたので燃費15.05km/Lは有り難いです。それとスカイラインはやっぱり良いですね。伊豆スカイラインは富士山が見えてこそ価値があるので今回は残念ではありましたが、大規模な自然破壊を行ってこそ得られる景観という物もある訳ですし（林道を通す事によって登山が楽になっているのもその一つ）、人間の欲望って計り知れないなとは思います。ガソリンを湯水の様に使って遊び回っている私って何？行き着く所まで行ってしまうのが生き物の定め、と言うよりも人間は適応能力が高過ぎる所が問題なのでしょうね。

走行距離、1000km
給油量、66.45L
燃費、15.05km/L

因みに天城山に初めて登ったのは前回、略12年前の H19.01.13 でしたが、この時には山腹から富士山の頂を仰ぎ見る事が出来ました。伊豆周遊バイク旅にて。