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2024年05月26日09:46

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岩船寺、海住山寺　R06 (2024) .05.25

当尾京都府歴史的自然環境保全地域
https://www.pref.kyoto.jp/shizen-kankyo/hozen05.html
所在地：木津川市加茂町西小及び岩船
「この当尾一帯は、古くは浄土信仰の霊地として栄えたところであり、昭和26年に加茂町に編入されるまで、当尾村（塔婆が建ち並ぶ屋根という意味の『塔尾』からきている）と呼ばれていました。今日、藤原文化の様式を伝える庭園や建築、仏像の歴史的遺産と一体となった自然環境は多くの人々に親しまれています」

当尾磨崖仏文化財環境保全地区
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%93%E5%B0%BE%E7%A3%A8%E5%B4%96%E4%BB%8F%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E7%92%B0%E5%A2%83%E4%BF%9D%E5%85%A8%E5%9C%B0%E5%8C%BA

浄瑠璃寺を訪れた時に、この風光明媚で歴史的な当尾の風景に魅せられて、この近辺にある寺院に興味を持ったという経緯がありました。受付には「京都南山城古寺探訪」というパンフレットが置いてあって、境内にも「京都南山城　国宝巡礼」というポスターが張られていて、心が躍らされたのでした。本当は当尾の石仏群を見て回りたいのですが、今の私の歩行力では無理そうですよ。本当は四国八十八箇所にも行きたかったのに！

㊧　岩船寺の本堂
㊨　五輪塔

㊧　石室
㊨　三重塔

岩船寺はこぢんまりとした境内ではありますが、そこかしこに摩崖仏等の史跡があって目を奪われます。しかし自然石を積み上げた高低差のある石段はかなりきつくて、いつもの様に隅々まで歩き回る事は出来ませんでした。余り期待していなかった本尊である丈六の阿弥陀如来坐像ですが、定朝様と呼ばれる平等院のそれとは違って、威厳があって魅力的に思われました。

㊧　海住山寺の山門
㊨　文殊堂

㊧　本堂
㊨　五重塔

以前に海龍王寺とごっちゃになっていた所です。しかしながら海住山寺の魅力としては、確かに国宝の五重塔くらいしかないのかなと思ったりもします。ここに来れば南山城の4つの国宝、浄瑠璃寺の阿弥陀如来坐像の9躯（他に本堂と三重塔と四天王立像の4躯）、蟹満寺の釈迦如来坐像、海住山寺の五重塔と共に、観音寺（京田辺市）の十一面観音立像も見に行かなければならなくなりましたね。実は間違えてこの後に観音寺（南山城村）に行き着いてしまって、ずっと頭の中で鈴木雅之の♪違う違うそうじゃそうじゃない♪が鳴り響いていました。

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