アナログ電話修理の世界では昔、TOK,TCCという言葉があった。TOKはTest OKの略。TCCはTest Come Clearの略。
前者は、字句通り現場へ行き、TestしてOKという意味で、後者は、ユーザーから故障申告があったが、現場へ行き試験をしてみると故障が治っていた。という意味。
和製英語だし、ググっても出てこないので、現在では使われていないと推測されるが、アナログ機器の故障の場合は、現在のようなディジタル機器と異なり、故障していても自然に治ってしまったり、自然に治ってもまた故障が再発したりがよくあったように思われる。
マイカーのカーステレオで最近同様の事象があった。
1週間前にカーステレオのCDプレーヤーに音楽CDを挿入しても、CDプレイヤーに自動で切り替わらないトラブルが発生した。本日修理に出そうと車を出したら、このトラブルは治っていた。まさに「TCC」である。もう15年くらい使っているので、どこかに配線の接触不良が起きているのではないか。
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