mixiユーザー(id:1597635)

2018年08月26日14:35

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責任感を捨てよう

最近、ボランティアについての議論が盛り上がってきているグッド(上向き矢印)

私はというと、動物園や博物館、ビジターセンターなどで
ボランティアをしたことがあるが、いずれも「対自然or他の生物芽」。
純粋な人間相手のボランティアは、
大学での介護実習等を除けば、ほぼ未経験だ。

あっ、占い師としての活動は、今のところお金をもらってないから、
ボランティアということになるのかな……。


日本では、ボランティアというとどうもハードルが高く、
必ずしもうまく機能しているとはいいがたい。

それは、「仕事は責任を持って最後までやりきるもの手(グー)
という奇妙な常識があるからだろう。

一部の障がい者雇用のなど、ごく特殊な状況を除き、
どんなに給料が安くても「責任を持って最後までやりきること」
は求められる。
これが労働、ひいてはボランティアへのハードルを著しく上げてるのだと思う。


本来なら、労働者に「責任感」を求めるのは変な話だ。
責任を取るのは、使用者、経営者の役割のはず。

しかし日本の労働者はマジメ過ぎるので、
「労働者も責任感を持たなければ」と
自ら重荷を背負うことを名乗り出てしまった爆弾

図に乗った使用者は「渡りに船ウッシッシ」とばかりに、
どんどん思い責任を課してきた結果、
現在のような、至る所ブラックだらけという現実があるのだ。

宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』でも、
「かまじい」が「手を出すなら最後までやれ!」と怒鳴るシーンがあり、
日本人の奇天烈な労働観を浮き彫りにしている。


『最後までやりきらなくても、
ほんの少し肩を貸してくれる、背中を押してくれるだけでありがたいクローバー
あらゆる使用者に、そんな意識が芽生えるだけで、
日本の労働観、ボランティア意識は劇的に変わると思う。

体が弱かったり、障がいがあったり、
時間に制約がある人でも、労働やボランティアに参加しやすくなるぴかぴか(新しい)


……と、こんなことを言うのは、
私自身が「最後までやりきる」ことが恐ろしく苦手という
個人的な事情も大いにあるのです(笑)

何かが軌道に乗ると、露骨に興味をなくす、
何かに慣れると、すぐ別のことに手を出したくなる、
小学校の通知表の図工の項目でも、
「最後まで粘り強く作品に取り組む」という項目だけ、
どうしても「よくできた」を取れなかった苦い思い出があります。
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