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2018年07月16日16:38

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フルトヴェングラー 交響曲第2番を聴く

ピアノのライヴが終わったので、
フルトヴェングラーの交響曲を聴きながら
のんびりしているところである。

フルトヴェングラー作曲の交響曲第2番というと
フルトヴェングラーのファンでも
敬遠している人が多いのではないだろうか?

1時間半近くかかる大作である上に、難解で
何が言いたいのか、よくわからない曲である。

フルトヴェングラー自身による音源が
数種類出回っているが、ライヴ盤の音質が
イマイチなのはともかく、
ベルリン・フィルとのスタジオ録音の音質が
イマイチなのはなぜだろうか?
(1950年録音というと、こんなものだろうか?)
それも敬遠されている原因のひとつであろう。

フルトヴェングラー自身は、ベルリン盤の発売を
とても喜んでいて、友人に
「ドイツグラモフォン盤を扱っている店なら
取り寄せてくれるはずです」という手紙を送っている。
これは、たぶん異例のことだと思う。

これはやはり、ファンにとっては無視できない曲だ。
自作自演を中心に、音源を集めてみた。

○フルヴェン/ハンブルクフィル(1948年)
○フルヴェン/ベルリンフィル(1950年スタジオ録音)
○フルヴェン/ウィーンフィル(1953年)
○フルヴェン/シュトゥットガルト放送響(1954年)

○ヨッフム/バイエルン放送響(1954年、モノ)
○朝比奈/大阪フィル(1984年ライヴ、デジタル録音)
○アルフレッド・ワルター/BBC響(1992年、MARCO POLO)
○バレンボイム/シカゴ響(2001年)

これらを、少しずつ聴いているところである。
下の4つ(他の指揮者によるもの)のうち、
朝比奈、A・ワルター、バレンボイムは録音が鮮明で
難解な曲を聴く際、それが大きなメリットとなる。

朝比奈盤を聴いたとき、あまりの録音の良さに
曲自体のイメージが変わるのを感じた。
バレンボイム盤は、さらに録音が良く、そして
曲の捉え方が明快で、この曲がより身近に感じるようになった。

これらを全部聴いた上で、感想をアップすることにしたい。

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