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2018年05月08日11:47

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それで良いのか?JP

麻生大臣の強弁に批判が寄せられる事は
避けられないかも知れないが
麻生が言う内容は「それが真理」というものであり
「納得できません」という感情論的な反駁しか出て来ないのではないか

週刊誌が指摘した「事実」に基づいた調査ではあったが
どう調査しても「財務省の都合」に取られてしまう事は間違いなく
第三者が当人同士の事実認識に基づいて
「公平にジャッジ」するしか解決法は見られないだろう

仮に(報じられたような)発言の内容が事実であっも
仮にそれがセクシャルな要素を含むハラスメントだったとしても
飽くまで役人としての品位を損ねる問題であって
「当然、そう発言するだろう」と予想される場に
その発言を誘い出すような取材態勢で録音に及び
自社メディアではなく、外部メディアで報じた、という一連の流れは
逆に報道を受け取るものとしても「納得できない」ものである。

こういった形の「囮捜査」的な事が民間の報道機関が
自由に行っても良いのだとしたら
全ての取材に対して「形通り」の対応しかしなくても良い、と
どんどんセクハラが地下化していく事が懸念される。

僕が言いたいのは、
(働く男性から働く女性への)性的なアプローチは
これからも絶対に無くならないし、無くされないものであると
これが合意した者同士の間では
さらに強化されて横行するだろうと。

つまり今後の男女のやり取りは
今よりももっと慎重に
「いいよね?」って確認してから
性的な言葉や行為を投げかけるわけだ。
ここで
「嫌です。困ります」と言わなかったのに
後から
「やっぱり、嫌だったんです」
がどれだけ通用するか。そういう問題になる。

今回だって、前回までに何となく
「この女性にはこの程度のアプローチは構わないだろう」
という手応えが次官には(主観的に)あったのかも知れない
しかし、女性側からすると
今までは「言わなかったけど、嫌だった」
その時も「嫌ですと言ったけど、やめなかった」ので
身の危険を感じて録音した、という話の流れになっているのである。

立場というものもあるだろうし
次官は高級官僚でもある
発言の内容一つで「品位を損ねる」と言われることもあるだろう
だから
公的な場での発言と私的な場での発言は著しく乖離していて当然なのである。
僕は、私的な空間で取材する以上、
それを録音して公開する、というのは
卑怯極まりない行為だと思うのである。

百歩譲って、自分のメディアに持ち帰って
それを報じたとあらば
その官僚や所属官庁とそのメディアと全面対決になるだろう
そのメディアは「闇討ち」をやるだろうから
特別に口を開いてやる必要がなくなるわけだ。
他のメディアは「闇討ち」はしないので
情報を流しても問題も無いだろう
これがテレビ朝日幹部の「懸念される二次被害」ってヤツである。

当初から僕が指摘しているのは
業界全体が
つまりはテレビ朝日の取材体制自体が
女性記者に「そういう目に遭ってでも、ネタを取ってこい」
としていてた事で起きた出来事であって
「そこまでしてまで、取材しなくていい」
と明確に阻止していない限り、
福田次官以外のそういう要素のある男性から
いずれ受ける被害だったのではないか

何故なら、役人に対して
業務時間ではなく
私的時間に私的空間で異性間での一対一の取材を
持ちかけているのである。
(アプローチは時間からあったとすれば、尚更私的時間である)
ここで
「セックスしよう」と言われても
それって私的な口説きじゃないの?って
普通は考えるのではないか

仮に、妻子ある男が女性に
「そう発言すること自体が罪」と
定めるのであれば
そこは問題であろうが。。。麻生が言う
「強制わいせつではないのだから、罪ではない」
というのは
「いちいち、役人が未遂で断罪されたのでは仕事にならない」
という意味なのである。

こうなると
女性がこういう輩からどうやって身を守るか、が
次の課題になるだろう。
まずは簡単な話である。可能性の排除を目指すなら
男性と一対一の食事や個人的な空間を避ければよいのだ。

これが無理な場合、必要になる場合が
次の課題である。
録音されている場合は
「録音しています」と宣言するのも手である。
結構な武器になる。

それで良いのか?


■麻生財務相「セクハラ罪という罪はない、殺人とは違う」
(朝日新聞デジタル - 05月04日 23:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5097946
 財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題について、麻生太郎財務相は4日、訪問先のフィリピンでの記者会見で「1対1の会食のやりとりについて、財務省だけで詳細を把握していくことは不可能だ」と述べ、調査を打ち切る考えを改めて示した。

 財務省は4月27日、福田氏のセクハラを認定して処分し、調査を打ち切る方針を発表。女性社員が被害にあったというテレビ朝日は調査の継続を求めていた。

 しかし、麻生氏はセクハラの認定については「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強(制)わい(せつ)とは違う」などと発言。「(福田氏)本人が否定している以上は裁判になったり、話し合いになったりということになる。ここから先はご本人の話だ」とした。

 調査を打ち切ることについて「いくら(調査結果が)正確であったとしても偏った調査じゃないかと言われるわけですから。被害者保護の観点から(調査に)時間をかけるのは、かなり問題がある」などと説明。処分の理由については国会審議への影響のほか、「役所に対しての迷惑とか、品位を傷つけたとか、そういった意味で処分をさせて頂いた」とし、財務省としてセクハラを認定したことは挙げなかった。

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