3月17日は、大田区にある「ART FACTORY城南島」にて開催された「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD 2018」に行ってきました。私も現在制作中である、T-TRAKモジュールレイアウトによるコンテストです。
昨年に行った時は、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959334682&owner_id=1113640
色々とあって自宅から会場まで3時間以上もかかってしまいましたが、今回はすんなりと到着できましたw
会場に入ると、たくさんの作品がつなげられて並んでいますよ♪それでは、会場の奥から並んでいた順番に見ていきましょう!
まず1つめは、
並んでいる線路の上を、モノレールが斜めに越えている情景の作品です。浜松町駅の辺りをモデルにしている様で、モノレールの高架橋や、金網で仕切られた東海道新幹線の線路、その奥にある屋根つきの通路など、実物の雰囲気をよく再現していると感じました。ホームには、浜松町駅名物?である小便小僧の池もありますね。
次は、
なんと本物のゴキブリホイホイの中を、本線の線路が通っています!
ベースの表面はフローリングの床っぽく仕上げられていて、子供なら家で実際にこんな遊び方をしてしまうかもしれませんねw
その次は、
温泉地を再現した作品です。
足湯や露店風呂など、様々な種類のお風呂と旅館などが作られていました。人形を数体でも置けば、もっと良い雰囲気になったと思います。
こちらは、
海に面した駅のモジュールです。こういう駅は全国にいくつもありますが、私は信越本線の青海川駅を連想しました。
視線を下げて眺めると、実際にこのホームに降り立って海を眺めている様な感覚になれますね。
そしてこれは、
恐竜時代!?遊び心が感じられて面白いですね、私は大好きです♪
色づかいも鮮やかで目を引きますね、地中には白骨化した恐竜(化石?)も埋まっていますよ。
これも
海沿いの駅ですが、
奥の岩場には・・・アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?w
その隣は、
競馬場ですね。
大勢の観客が、口取り式を見物しています。
次のモジュールは、
T-TRAKコンテストにも出品されていた、昔の渋谷駅をイメージした作品です。
このガードの辺りがとても作り込まれていて、実に良い雰囲気なのですよ!T-TRAKコンテストで撮影した写真はピンボケだったのですが、今回は失敗せずに撮れていました♪
この作品は、
奥側がかなり高くなっています。
手前側から仰ぎ見たり、
上から見下ろすと、その高低差が際立って感じられますね。
こちらは一目見ただけで、
前回でお祭りの情景を作ってグランプリに選ばれた方の作品である事がわかりました。
桜の木や、その下でお花見をする人々などが、前作以上に細かく作り込まれています。
要所要所で電飾が効果的に使われているところも、前作から共通している作風になっていますね。後日に知ったのですが、今回もグランプリに選ばれたとの事でした!
この作品も、
T-TRAKコンテストにも出品されていましたね。
確か、横浜線の長津田駅をイメージしたとの事でした。
今回コンテストの対象になっていた全ての作品の中で、
私が最も注目させられたのがこのモジュールです!
ベースボードの中央にトンネルが設けられていて、その両側にはまるで対称的な「黒い」情景と「白い」情景が作られています。黒い方は夜景、白い方は雪景色ですね。
背景板には、黒い側に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、
白い側に川端康成の「雪国」の冒頭部分が貼られています。つまり単なる夜景と雪景色ではなく、これらの物語世界をイメージしているのでしょう。
遠景には縮尺の小さいストラクチャーなどが使われていて、遠近感が強調されています。モノトーンに近い色彩でまとめられているおかげか、この極端なまでの遠近感が不思議と自然に感じられました。
建物や街灯には照明が組み込まれていて、背景の星々も本当に光っています。左右の仕切り板は鏡になっていて、合わせ鏡の効果で風景が広がって見えるのですよ・・・と、まるで引き込まれる様な物語性が感じられる、とても味わい深い作品でした。
次の作品も、T-TRAKのコンテストなどでは常連となっている方のモジュールですね。
若桜鉄道の若桜駅をモデルにしているのですが、
様々なギミックが仕込まれています。
この方の作品はどれもギミック満載で、単純に眺めているだけでも楽しめますよ。
このモジュールの温泉街の部分は、
トミーテックのジオコレシリーズから出ている「温泉街セット」をそのまま使っている様です。調べてみると、この製品に含まれているジオラマベースの幅が、T-TRAKシングルボードの長さとほぼ同じなのですね。
その隣の作品も、
やはりジオコレの「味噌蔵セット」をそのまま使っている様ですね。「温泉街」と同じ方が作ったのでしょうか?
国鉄の浜川崎機関区を再現したというこの作品は、
最初に見た時には失礼ながら地味な印象だったのですが、
途中から作者さんが来て機関車を並べたら、雰囲気が一変しました!活気が感じられる様になって、車両も作品の一部だったのですね。
つづく・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965841916&owner_id=1113640
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