がんばりすぎは、よくない。
ワシが医学部生から女医になった時代は、女医が少なかった。
ウチの学年で120人定員中20人女子で「すげー多い」って言われたよ。
今は半分強が女子らしいけどね。
で、何かと差別されてきた。
「結婚したらやめるんでしょ」
「妊娠したら夜勤しないんでしょ」
「夫が転勤したら自分は勤務先をとっととやめるんでしょ」
…。
だからがんばった。
結婚してもやめず妊娠しても産休ぎりぎりまで働く、
育休などとらず出てきたらすぐに夜勤も手術も「みなさんと同じ」にやる。
夫(たいてい医師)が転勤したら最初は単身で行ってもらって
自分もその病院に転勤できるようお願いする。ダメなら自分も単身がんばる。
無理だって(笑。
今は女子医者が多いから、好きなようにできる。
やりたい人は上記のモーレツオトコなみ女医さんをやっていいし、
産休育休とってこどものために時短勤務してもいいし、
夫転勤でいったん医者やめて専業主婦数年してもいい。
(夫海外留学のときこのパターンけっこうあり)
(でも自分も留学させてもらう女医もいるな)
「太陽になろう」とか他人に呼び掛けても無駄。
月でいい女子もいるんだし、その自由は認めてあげてほしい。
ただし、今の社会は絶対に女子の管理職は少ない。
いろんな理由でいろんな分野で女子はかなり差別的な待遇を受けていて
才能とやる気があっても社会的に評価されず収入も高くならない。
そういうのはダメだから、がんばりたい女子はいくらでもがんばって
社会を変えていってほしい。
太陽ばっかりでも月ばっかりでも世の中はうまくいかないのだから。
■「女性は今は月、太陽になろう」若い世代が提言を発信
(朝日新聞デジタル - 11月08日 08:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4849296
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