財政危機詐欺（１）

地球温暖化詐欺に続いてわ！財政危機詐欺である。今の日本における大規模詐欺の２大巨
頭と言っても良い。ただ地球温暖化詐欺はグローバルな詐欺であるのに対し、財政危機詐
欺のほうは日本国内に限定した詐欺である

どういう詐欺か？日本の国の借金は１０００兆円を超えた、ＧＤＰの２倍以上もある。こ
のままでは国家が危機してしまう！というヤツである。だから消費税を上げなきゃなりま
せん！社会保障も減らさなければいけません！と続くのだ

この詐欺の最もあくどいところは、国の借金を「国民の借金」と言い換えて一人当たり８
００万円の借金を国民は負っているのです！とやるところにある。言っておくけどオイラ
はそんな借金をした覚えは無いぞふざけんな！借りてもいない金を返せとかどこの暴力団
ですか？そうですかってなもんである

１０００兆円を超える借金をしているのは「日本国政府」であって国民ではない。ここを
間違ってはいけない。国家財政を家計簿と一緒にしてはいかんのである。日本国政府の借
金とは「国債」である。国債は債券つまり金融商品だ。ではその国債を買っている、つま
り日本国政府へ金を貸しているのは誰か？

日本国国債を買っているのは９０％以上が日本国内の金融機関である。その金融機関が購
入に充てている原資は、国民が預けている預金である。つまり日本国政府の借金１０００
兆円を貸している債権者は「国民」なのである。債権というのは会計上では資産として計
上されるから、日本国の借金１０００兆円は「国民の借金」ではなく「国民の資産」なの
である。まずは言葉の定義をちゃんとしてもらわないと困るぜ