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2017年09月04日18:39

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第42回湯布院映画祭レポート(6) 「初日のパーティー」 前半

 
友人と一緒にシンポ会場から1階ロビーへ下り、玄関から外へ。
もちろん、雨などは降っていません。

ただ、例年この時刻(22時前)になると、湯布院は標高が5百メートル近いこともあってかなり涼しいのですが、今年は昼間のカンカン照りの影響か、少し蒸し暑く感じられて。 翌日の夜も、同様でした。
下りスロープを車道の方へ歩いていくと、公民館の敷地内の停車スペースにマイクロバスが2台とまっており、誘導され乗車。 すぐに補助イスまで埋まり、私たちの乗った方から出発します。

5分ほどで、今夜のパーティー会場 [亀の井別荘 湯の岳庵] に到着。
利用する施設は日替わりで、曜日によってどこかが決まっています。


■24日(木)■ ≪ パーティー 22:00〜24:00近くまで ≫ *前半

入口で全日券のパスを示し、建物内を奥へ奥へと進んでいきます。
庭園に面した部屋まで来たので、友人に 「バッグはここへ置いておけばいいですから」。
今夜は庭園での野外立食パーティーなのですが、この部屋には、休憩できるようゆったり座れる椅子が幾つもあったり、荷物を載せておける棚があったりするのです。

庭園へ出ると、長テーブルが10ぐらい並べられています。 好きな所へついて構いません。
やがて、参加される皆さんが次々にやって来られたのですが、例年に比べ人数は少な目(4夜のパーティーとも、こんな感じでした)。
個人的には、料理にありつく競争率も低くなるし、ゲストもつかまえやすくなるし、会場内の移動も楽だし、ざわざわする音も小さくて誰かと話すのに大きな声を出さなくて済むので、すごく混み合うよりは有り難いのですが、映画祭の懐事情を思うと、正直ちょっと心配になったりなど。
映画やシンポの入場者も、好調だったとは言えないみたいに思えたし・・・・。

目玉になりそうな話題作もなく、人気俳優のゲスト参加も実現せず、特集の内容も決して万人受けするものではありませんでしたから。
来年は、久しぶりに立ち見も出るような作品がかかり、黄色い声援が飛び交うようなゲストが登壇してくれますように。

間もなく、開宴時刻の22時に。
庭園には簡易ステージが設けられており、男女ペアになった実行委員が司会を務めます。
まずは、来賓のご挨拶。
ここ [湯の岳庵] の若社長がマイクを握られました。

中島監督のご発声で、「カンパ〜イ!」
私は最初から、事前にもらってきていたお茶です(笑)。 そのコップを、友人の持つビールのコップと軽く合わせてから、口に運び、喉を潤したら、箸を取り、皿を手にして、テーブルに出されていた大皿から料理をいただいてゆきます。

味・量・種類とも、まあまあだったでしょうか。
例年並みのレベルで、決して悪くはありませんが、特記するほどのものはありませんでした。
食にこだわりのない友人は、さっさと飲み、食べて、いつの間にか隣りから消えていました。
お目当てのゲストと話しに行ったのでしょう。

後で確認すると、やはりそうで、福本清三さんや高田宏治さんと話し込んできたとの事。
「もう、今回来た目的は達成しちゃったよ(笑)」 なのだとか。
彼が今回、早々と5月に参加を決めたのは、当時はまだ何を特集するかしか発表されていませんでしたがその内容に惹かれたのと、航空便の早期割引のお得さを知った事と、昨年ある目的で今回と同じく航空便で福岡空港へ一度飛んで来るという体験をし、気軽にやって来られる気分になっていたこと 等。
とはいえ、私のように往復 『青春18きっぷ』 を使い(一部区間のみ特急利用)、交通費を8千円ほどに抑えている者と違い、早期割引とはいえ確か4万円くらいかかったと言っていたので、それだけかけたのなら、どうか友人が参加を後悔しなくて済む結果になってくれますように、と願ったのは事実。

この大満足発言を聞いて、安心しました。
そして、同じような・・・というか、もっと喜びのこもった言葉が、連日のように友人の口から発せられていくのです。
友人ばかりではなく、私の口からも(笑)。

                                        (この項、続く)
 
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