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2017年08月30日22:03

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わかりあえないのが現実だからこそ理想を目指すことが尊い

羽生善治三冠の妻・理恵さん「お金の為に対局頑張るなんて全棋士の妻に無い発想」 漫画家のツイートに反発
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=4737225

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「話し合っての相互理解」は目指すべき理想ではあるが、たとえ恋人だろうが大親友だろうが親子兄弟だろうが立場が違い価値観が違うので分かり合えないのがデフォルトである。わかりあえないのが現実だからこそ理想を目指すことが尊いのだ。

自分以外に言うことを聞かせたい場合に「良薬口に苦し」と言う言葉もあるが、
それが本当に良薬なのか?それとも処方する医師が良薬だと思っているだけで
苦いだけの劇薬なのか?それは飲む人間が判断することだ。
とりあえず「明らかに苦いことが明白な薬」は、そのデメリットを上回るメリットが確約されなければ簡単に飲めるもんではない。

さて、最近マンガ家の須賀原洋行氏が
「羽生三冠の奥様、今日はいつにも増して応援に力が入ってる感じ。今日勝てば竜王戦七番勝負挑戦決定。七番勝負の優勝賞金は4,320万円。敗者にも1,620万円出るもんな。」
とツイートした。
んで
「お金?
お金は確かに大切、生活を支えて生きて行くのに欠かせないもの。でも、お金の為という目標で勝負頑張るのには限りがあると思う。主人の思い描く理想郷に一心一途に向かう究極の侍魂に痺れるのです。
お金の為に対局頑張るなんて全棋士の妻に無い発想。
ロマンが、ロマンが無いよ…」
と返信された。


この須賀原さんの価値観がいささか残念でアレな感じ(笑)なのは
この方の勝手なのでどうこういうものではない。(ギャグ漫画家らしいので渾身のネタでご本人はおもしろいとお考えなのかもしれない)この須賀原さんが下世話なのは勝手に「羽生三冠の奥様」の気持ちを代弁したつもりになっていることだ。

最後っ屁のように
「将棋を指して、勝って、挑戦権を得て、たくさんのお金を得られる、というのもロマンなのでは。」
と返しているが、これまた「須賀原氏の考え」に過ぎない。「羽生三冠の奥様の気持ち」を題材にしたのはアンタだろうに(呆)。そのご本人が「お金より大切なものがある(大意)」と言っているのだから既に結論は出ているのである。

「他人から見て間違ってる」と思っても介入するには限度がある。基準は人それぞれなのだから。その本人が困っているから助けてといわれれば、私は可能な限り手を差し伸べる。だが、本人がSOSを発しても居ないのに介入するのは行き過ぎた親切心になりやすいし、この須賀原氏のように「他人の気持ちを読み違え下世話な結果になる」ことすらあるので注意が必要だ。


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